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50ユーロで晩ご飯85 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯。

 とは言っても、大晦日を明日に控えて今回もスペシャル版。

 予算を50ユーロに増やしてカウントダウンの日のディナーを4人分、フルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作っていただきます。

 チャレンジしてくれるのは、ブリストル・パリの三ツ星レストランのシェフ、エリック・フレションさんです。10年間、ミシュランの三ツ星を守り続けている料理の鉄人。

 どんな料理を作ってくれるんでしょう?ではスタート。

Paris_Paris.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年12月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

4aT20191230.jpg

 エリックさんとは市場で待ち合わせ。早速50ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まず向かったのは魚屋さん。

 「クリスマスでたっぷりご馳走を食べた方々が多いでしょう。ですから大晦日は軽めの魚介類がいいと思うんです」とシェフ。

 帆立貝を6個と牡蠣を2個、さらに500gのサーモンの切り身を購入。サーモンは赤ラベルの品質保証付き。これが全部で27.10ユーロで、残りは22.90ユーロ。

 予算の半分を使ってしまったので、これからは少しお財布の紐を引き締めることに!

 次は八百屋さんへ。

 しわしわのキャベツ、ライム、レモン、コリアンダーひと束、バジル少々、ショウガを購入。そして試食で味を確かめてからパイナップルを、さらにパッションフルーツ2個も合わせて購入。野菜と果物が合わせて12.58ユーロで、残りは10.32ユーロ。

 最後にやってきたのは香辛料のお店。

 少しエキゾチックな雰囲気にしたいとかで、タンドリーとブリックの皮を購入。これが4ユーロ。

 手元に残ったのは・・・6.32ユーロ。予算内で収まりました。

 ではお店の厨房で調理の開始!

 まずは前菜から。

 帆立貝から貝柱を取り出します。牡蠣も殻から取り出します。両方とも薄くスライス。ホタテに牡蠣をのせサンドイッチにします。

 「マイルドなホタテとヨードの味がする牡蠣がよく合います」とシェフ。

 ここに、牡蠣の汁とショウガとレモンで作ったドレッシングをかけて出来上がり。緑の葉っぱはバジル。

 次はデザート。

 パイナップルは薄くスライス。パッションフルーツは半分に切って中身を取り出します。薄くスライスしたパイナップルはカルパッチョ風にお皿に並べ、そこにパッションフルーツをのせ、最後にライムを下ろして香りをつけます。こちらの緑の葉っぱはコリアンダー。

 最後はメイン料理。

 キャベツを数分塩茹でします。お湯から上げて氷水の中へ。これで緑が鮮やかになります。サーモンを4つに切って、塩と香辛料を振りキャベツで包みます。これをさらにブリックの皮で包んだら、油を塗りフライパンで炒めます。この時、火が通りすぎないように気をつけます。

 3つに切り分けお皿に盛り付けます。付け合わせはキャベツのようです。最後にレモン風味のバターソースをかけたら出来上がり。

 大晦日のディナーのお供はもちろんシャンパン。ではいただきましょう!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、大晦日のパーティーに両親が友人たちを招待した。両親は学校の先生。そしてその友人たちも皆先生。しかも私が教わった先生ばかり。その夜は私の成績表の話で盛り上がっていた [ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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