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ガレット・デ・ロワ2020 [フランスのお菓子]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 年末年始の長い休暇も終わり、今日から仕事始めの方がほとんどかと思います。

 家でゴロゴロして美味しいものを食べていた時間が忘れられないと気落ちしている方、ご安心ください。美味しいものを食べる日はまだあります。それが今日。

 とは言ってもフランスのお話。でも最近、日本でも浸透してきてます。

 1月6日の月曜日は、公現祭と呼ばれるカトリックのお祝いの日。12月25日に生まれたイエス・キリストに会いにやってきた東方の三博士をお祝いする日です。

 お祝いといえばたいてい美味しいものがくっついてきますが、公現祭に食べるお菓子がガレット・デ・ロワ(Galette des Rois)。

Paris_Lomoges.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

galettedesrois.jpg

 お菓子屋さんのショーウィンドウに並ぶガレット・デ・ロワ。

 日本でもお馴染みになってきました。フランス人にとっては新年を迎えると食べるおいしいお菓子になっているそうです。

 「フランスはグルメの国ですからねえ。ガレットも必ず食べますよ」と女性客。

 美味しいガレット・デ・ロワを作るのに一番重要なのは生地。

 これが良くないと美味しいとは言えません。特にバターの良し悪しで生地の良し悪しも決まるそうです。

 パイ生地は伸ばしては折りたたみ、折りたたんでは伸ばすという作業があるので大変ですね。でもこれをやらないといい生地にはなりません。

 そして中にはさむフランジパーヌと呼ばれるアーモンドクリームをたっぷり使うことも大事です。

 さらに、フェーヴを入れる場所も侮れません。

 「この位置に置かないとナイフを入れた時に引っかかってしまいます」

 このフェーヴが入っているおかげか、このお菓子の人気は右肩上がり。

 「フェーヴが当たった当たらなかったと、子供たちは大騒ぎですよ」と男性客。

 こちらのお店では、ブリオッシュ生地のガレット・デ・ロワも人気だそうです。

 子供たちは別として、大人にも人気なのには理由があります。

 「フランジパーヌが中に入っているから美味しいのよ」と女性。

 「フランジパーヌが入っているガレットが大好物なんですよ」と男性。

 「1月末まで売ってますよ。だからずっと食べられます」と高齢の男性。

 大好物だと言っていた男性、待ちきれなくて食べながら帰って行きました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ママが一人で全部ガレット・デ・ロワを食べてしまった。但し、僕の分だけ少し残してくれた。で、結局、ママは5連続続けてフェーヴを当てることができなかった」

VDM(Vie de Merde)より


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今造ROWINGTEAM

フェ-ブがあることで面白いお菓子ですね^^
大きな船の進水式で餅まきがあります。
そのもちに500円玉が入っていることもあります・・・。
似てますね(笑)
by 今造ROWINGTEAM (2020-01-06 08:54) 

carotte

今造ROWINGTEAMさん
餅まきで500円玉ですか!いいですねえ〜。
フェーブが入っているのがこのお菓子の特色ですね。フェーブはそら豆のことで、そもそもはそら豆を入れていたらしい。それが今ではいろんなものに形を変えて、コレクションする人も出てきたそうです。
by carotte (2020-01-11 15:14) 

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