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暖炉とストーブ 2 [ブルターニュ地方]

 暖炉とストーブ・シリーズの第二回目は、ブルターニュ地方を訪ねます。

 ブルターニュ地方の暖炉ではクレープを焼くこともできます。

Paris_StRivoal.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

chemineeBr.jpg

 曇り空、海風、岩、ブルターニュ地方の冬は寒そうですね。

 今日は、古い屋根と風見鶏のある石造りの家にやってきました。煙突からは煙が立ち上っています。

 18世紀に建てられたという家の暖炉に火をつけているのがクリストフさんです。

 そして、暖炉に取り付けられた鉄板でクレープを焼き始めました。普通のクレープより一回り大きいような気が・・・。

 「1950年代くらいまで、女性たちが暖炉でクレープを焼いていたんです」とクリストフさん。

 バターを塗って折り畳んだら出来上がりです。なんとなくいつものクレープとはちょっと違う仕上がりです。

 「こんな風に焼くのにはコツが要るんです」と女性。

 ちょっと固めでパリパリした感じに見えます。

 「暖炉でクレープを焼いて家族で食べるというのは何世紀も続いてきたブルターニュ地方の伝統なんです」と別の女性。

 家の真ん中に作られた暖炉は三段作り。

 「一番下は灰がたまるようになっています。なぜなら、灰を集めて洗剤を作り洗濯をしていたからです。二段目と三段目には物を置いて乾いた状態で保てるようにするためです。一般的にブルターニュ地方の暖炉はこんな作りになってるんです」と男性。

 部屋を暖めるだけではなく、様々な役割を同時に果たしているんですね。

 そして、昔は暖炉の周りに男女が集まり、男たちはかご作りに、女たちは裁縫や編み物に励んでいました。

 今日は子供たちが暖炉の周りに集まって、笛が奏でるブルターニュ地方の音楽に耳を傾けていました。楽しそうですね。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼女にいいところを見せようとクレープを作った。しかし、どれもこれもことごとく失敗。唯一うまくできたのが最初の一枚で、自分で味見をしたクレープだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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