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暖炉とストーブ 3 [アルザス地方]

 日曜日恒例の週末旅は、今回も再放送だったのでお休みです。

 そんなわけで、木曜日から始まった暖炉とストーブ・シリーズを続けます。

 第三回目の今日は、アルザス地方を訪ねます。ここでは豪華なストーブを見ることができます。

Paris_Kaltenhouse.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Poele.jpg

 薪が勢いよく燃えています。

 今回、この赤々と燃える薪の居場所は暖炉ではなくストーブ。しかも陶器製。

 こちらは古くからある陶器製ストーブを修復する工房です。

 この道35年のダミアンさん、3世紀も前に作られたストーブを修繕することもあるそうです。

 「これは1870年代に作られたものです」

 バラバラになったストーブを修復しながら組み立てます。専門の学校はありませんから、経験に基づいた技術を駆使して復元することになります。

 作業中のストーブが4つ並んでいます。どれも見事ですね。

 「こちらはストラスブールで作られたものです。ナポレオン3世時代の様式がよく表れています」

 上品な色合いと図案が美しいですねえ〜。1850年製。

 そしてこちらのストーブは、薪の入れ口が二重になっています。開け閉めするときに取っ手が熱くならないようにしてあります。

 昔のままの姿に修復するのが原則ですが、時々、少し新しくしてしまうこともあるとか。

 それがこちらのガラスのついた扉。これなら全体に馴染んでいて違和感ないですね。

 組み立てるときは、セラミックを作るときに使われるシャモットと呼ばれる物質に水を混ぜて塗り込んでいきます。隙間にはレンガを砕いたものを詰めます。

 ダミアンさん、懐中電灯を持って屋根裏倉庫にやってきました。新しいストーブの修繕を依頼されたようですが、部品が足りなかったとか。

 そんな時はここにやってくる見つかるそうです。ダミアンさん、見つけた部品を持ってお客様のお宅を訪ねました。

 あれは薪の下に引くもの?それとも鍋かなんかをのせるのでしょうか?

 このストーブ、暖炉とは違って、優しい温かさを長時間保ってくれるそうです。

 ダミアンさんの大型倉庫にやってきました。先ほど見たストーブより大きくてゴージャスなものが並んでいます。昔はこんなストーブがあちこちで作られては、寒いお部屋を暖めてくれていたようです。

 しかし、その中には金庫に生まれ変わったのもあります。なんだかぴったりですね。

 そして、ミニチュア版もありました。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、薪ストーブのガラスの扉を磨いた。3時間後、てっきり扉が開いているものだと思って薪を放り込んだ[あせあせ(飛び散る汗)][ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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コメント 2

t-toshi

こんなストーブが欲しいですね。が、小生の茅屋では、家から改造しないと設置が出来ませんが▽ず〜と毎回、フランス人のつぶやきを楽しませてもらっております。よくぞネタが尽きないと思って感心しております。これからもよろしくです。
by t-toshi (2020-01-12 13:40) 

carotte

t-toshiさん
はい、欲しいですね。確かに、大型で薪ですから簡単にほいほいなんて置けないです。もう少し小型のがあったらいいのにって思います。
フランス人のつぶやきは、元ネタのサイトが続く限り本ブログでも存続しますよ!!(時々ちょっと独自の創作入りますけど・・・)
by carotte (2020-01-15 19:28) 

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