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アルプスの小さな村1 [ローヌ=アルプ地方]

 今日から3回のシリーズでフランス・アルプスの小さな村を紹介します。

 第一回目の今日は、人口470人ほどの村アルバンヌ。正式な名前はモンリシェ=アルバンヌ(Montricher-Albanne)。

Paris_Savoie.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

villagealp.jpg

 険しい山々が聳えています。

 冬山の厳しさをうかがわせるような空模様。人の気配を感じさせない冬の朝。

 その中に教会の鐘楼が見えてきました。こんなところに村があるようです。これがアルバンヌ村。

 ワンちゃんの鳴き声も聞こえてきました。なんとなくホッとしますね。

 しかし、この村、1960年代には消滅の危機を迎えていたそうです。

 「今朝は霧が出てますが、お天気はまあまあのようです」とオデットさん。

 オデットさんは88年前にこの村で生まれました。

 山間部に特有の風が吹く中、毎朝、村の家々を訪ねて回るそうです。88歳とは思えない足取り。

 「村人は皆、冬がどんな季節かをよく知ってますからね。誰かが困っていたら助けてあげるのが当たり前。村全体が家族のようなものなんです」と男性。

 「よそから初めてこの村に来た人たちは、ちょっと厳しいと感じるかもしれませんねえ。親切におもてなししなくてはとは思いますが、なかなか難しいもんですよ」と別の男性。

 教会の鐘が鳴り始めました。雪道をこちらに向かって降りてくるのは元村長のジャンさん。

 鍵を開けて教会の中に入れてくれました。

 小さな村の小さな教会とは思えないほどの見事なバロック様式の室内。1680年から、歴史の荒波を逃れて生き続けてきた教会です。

 「こんなに立派な建物があってとても誇りに思っています」と元村長。

 建物の外側の壁にはこの地方独特の装飾が施されています。葬儀の時の花輪だそうです。よく見るとビーズでできています。

 教会からは小さな集落アルバネットを見渡すことができます。

 イヴさんは、ここの最後の住人だそうです。いくつか家が建っているように見えましたが、空き家なのかな?

 一方、アルバンヌ村では住人たちがパン作りを始めました。村にはパン屋さんがないので自給自足。こちらの共同かまどを使って焼きます。

 美味しそうですねえ〜。雪山を眺めながら焼きたてのパンをいただきます。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、鄙びた田舎の小さな村で買い物をしたら、お釣りがフランだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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