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ウニ祭り2020 [フランスのグルメ]

 この時期、ミシュランの星付きレストランが発表になりますが、ボキューズのレストランが星一つを失い二つ星になったそうです。

 昨年、同じように星一つを失ってミシュラン相手に訴訟を起こそうとしてダメだったシェフのマルク・ヴェイラさんが「教皇の座を取り上げてしまったみたいなもんだ」とおっしゃったとか。

 マルクさんによれば、最近のミシュラン覆面調査員は、商業を学んだメンバーが多いから商業性重視になりすぎるとか。ひょっとしたらそういう側面もあるかもしれません。

 さて、年明けの1月になるとコート・ブルーと呼ばれる地域にある海岸沿いの町ではウニ祭りが開催されるそうです。

Paris_Sausset.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばk、mらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Ourssin.jpg

 とても冬の景色とは思えないような映像。

 ここは地中海沿いの町ソセ=レ=パン(Sausset-les-Pins)。

 みなさん、海が見渡せる日向の特等席でウニを召し上がっています。

 「地元だけでなく遠くからこのためにやってきた人たちもいます。ウニ祭りを楽しむのには完璧ですよ」と男性。

 「空を見てくださいよ。雲ひとつない青空ですよ」と別の男性。

 「天気はいいし暖かいしウニを食べるのには最適ですよ」とボーダー柄のシャツを着た男性。

 さすが地中海、なんだか春みたいですね。

 ここでは毎年1月の毎週末に開催されるウニ祭りに数百人が訪れるそうです。

 楽隊による音楽もあり賑やかですね。太鼓はヤマハでした(笑)。

 テーブルのお皿の上には空になったウニの殻が山積み。皆さん、小さなスプーンやパンで中をほじくりながらウニを食べています。

 他に、エビ、ムール貝もあるようです。

 フランスではウニは “海のハリネズミ” とも呼ばれているとか。

 お値段は6個で15〜20ユーロ。少々小ぶりですが、ご馳走であることに違いはありません。

 このウニ祭り、フランスではよく知られているらしく、開催時間より早めに多くの人たちが集まってきたそうです。

 皆さん、コートなんか羽織ってないですねえ。地中海地方ならではのお天気とお祭りでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、病院に行ったら先生が私のタトゥーを見て言った。『衛生面には注意したんでしょうね?』私が、自分でウニの針とインクでやったと答えたら笑い話にもならなかった。大量の消毒液と化膿止めの薬の書かれた処方箋を渡された[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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