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今年の木2019 [アキテーヌ地方]

 今日はお正月から数えて25日目。一月もまもなく終わろうとしています。

 昨日はまた銀座線の渋谷駅を利用してきました。

 ホームの床は仮の床板のようなものが貼ってあり、歩くと少したわむ。やっぱり工事中の感あり。古いホームもまだ残ってます。

 オリンピックまでにはきれいになるんだろうか?

 さて、本日は木のお話です。以前に、フランスで開催されている「今年の木」コンクールについて取り上げたことがありますが、どうやら今も続いているようです。

 2011年にできたこのコンクールは、2年に一回開催されます。

 まずは予選審査が行われ、最終審査に進む木が選ばれます。この残った木の写真がネット上に公開され、一般の閲覧者が今年の木にふさわしい木を選んで投票します。

 その結果、得票数の多かった木が正式に「今年の木」になります。

 今年選ばれたのは、こんな木でした。

Paris_Tombeboeuf.jpg


下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年1月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

arbre2019.jpg

 アキテーヌ地方の小さな村にその木はありました。ナラの木です。

 近づくにつれ、その木の並外れた大きさがわかってきます。樹齢300年。

 「シンメトリーのバランスの良さがその魅力です。この木の下まで来ると本当に感動します」と女性。

 確かに姿が美しいですねえ〜。

 草原の中にポツンと立つナラの木。暖かい季節には葉を茂らせドーム型になります。

 夏にはここで人々がピクニックやお昼寝を楽しんでいるそうです。

 写真家にとっても魅力的な木です。秋にはこんな色に変わります。春から夏は緑、冬はこうなります。どの姿も趣がありますね。

 「ここに来る人たちはこの木から様々なひらめきを感じるでしょう。本当に神秘的な素晴らしい場所です」と男性。

 一方、こちらの年配の男性はこの木の持ち主。この木のことなら何でも知っています。

 高さは25メートル、幅は38メートル。一本の木とは思えないくらいのサイズ。

 近くに行くと、自分がちっぽけに思えてきます。

 最終審査に残った約10本の木の中から、2019年にふさわしい木として選ばれたのがこの木でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、庭の木から落ちてしまった。大きな声では言えないが、私の専門はアスレチック木のぼり[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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