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30ユーロで晩ご飯90 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 チャレンジしてくれるのは、フランス南部モンペリエから少し海よりの町にあるレストランLe Maserandのシェフ、ジャックさん。今回は蜂蜜を使った料理を作ってくれます。

 ではスタート!

Paris_Montp.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年2月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

4aT200217.jpg

 一口に蜂蜜と言ってもその種類は様々。その味と香りを熟知していないと美味しい料理は作れません。

 そこで登場したのがジャックさんです。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは蜂蜜屋さんにやってきました。念入りに味を確かめ3種類を購入しました。これが4.80ユーロで残りは25.20ユーロ。因みに3種類とは、ショドゥロン、ローズマリー、ガリーグ。

 次はモンペリエの市場にやってきました。まず立ち寄ったのがチーズ屋さん。ここではヤギのフレッシュチーズを購入。これが5.30ユーロで残りは19.90ユーロ。ヤギのチーズ、結構なお値段でしたね。

 次はメイン料理の材料を求めてお肉屋さんへ。第一候補はローストポークでしたが、それはやめて、ウサギのもも肉を使った料理に変更。これが12.47ユーロで残りは7.43ユーロ。

 さらに八百屋さんで野菜を入手。カブ、ニンジン、玉ねぎ、レモンを購入。これが3.67ユーロで残りが3.76ユーロ。

 最後に2.95ユーロで玉子とブリックの皮を購入。手元に0.81ユーロを残してお買い物は終了です。

 ではレストランの厨房で調理の開始!

 まずはメインのウサギのもも肉から。

 フライパンで軽く両面を焼いたら、ニンニクや香草を加えた低温のオリーブ油で煮てコンフィにします。付け合わせのカブ、ニンジン、玉ねぎは切って鍋で火を通し、最後にガリーグの蜂蜜をたらします。

 これらを盛り付けてウサギにも同じ蜂蜜を塗ったら出来上がり。ツヤが出て見た目も美味しそうですね。

 次は前菜のヤギのチーズのラビオリ。

 チーズにはローズマリーの蜂蜜をトッピングし、ブリックの皮で包んだらフライパンでさっと焼くだけ。あっという間に出来上がり。

 最後はデザート。

 玉子、生クリーム等々で作ったカスタードクリームにレモンの皮をすりおろし、ショドゥロンの蜂蜜をたらして出来上がり。

 今回は蜂蜜の風味がちょっと謎ですね。ローズマリーは何んとなくわかるような気がしますが、ショドゥロンとガリーグは見当もつきません。どちらも独特の風土を持つ地域の名前で、そこに生息する植物から作られた蜂蜜のようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、私の彼は、私への愛をこんな風に表現した。『庭のテーブルの上の蜂蜜に引っかかった虫のように君を愛してるよ』」

VDM(Vie de Merde)より


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