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30ユーロで晩ご飯92 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、ブルターニュ地方でミシュラン一つ星レストランLa Pomme d’Apiのシェフをしているジェレミーさん。

 ブルターニュの海の幸、山の幸を使った晩ご飯を作ってくれます。

 ではスタート!

Paris_StPolduL.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年3月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

4aTBretagne.jpg

 海沿いの道を傘をさして歩く二人。背の高い方がリポーターさんで、低い方がチャレンジャーのジェレミーさんです。

 二人が向かったのは対岸にあるカランテックの市場。では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 魚屋さんには新鮮な魚介類が並んでいますが、シェフが最初に向かったのは八百屋さん。日本ではあまり見かけないような野菜もあるようです。ここで購入したのが、カボチャ、フダンソウ、パネ、キクイモ、ほうれん草、アンズ茸。これが全部で9.90ユーロで残りは20.10ユーロ。

 次は車で移動。やってきたのは牡蠣の養殖場。生産者から直で入手します。予算内で済ませられるように、このサイズの牡蠣を購入。これが5ユーロで、残りは15.10ユーロ。

 さらに、今朝水揚げされたばかりの魚を販売しているこの魚屋さんにやってきました。あれこれ吟味した結果、ルジェという赤い魚を購入しました。これが11.28ユーロで、残りが3.82ユーロ。

 最後に、パン屋さんにやってきました。パンを買うためではなく、デザートの材料を買うためです。牛乳、生クリーム、小麦粉、バター、砂糖を購入。この材料から察して、デザートはクイニーアマン。

 しかし、予算は大丈夫か???これが3.25ユーロで、残ったのは0.57ユーロでセーフ。

 ではレストランの厨房で調理の開始!

 まずは前菜の牡蠣料理から。

 牡蠣を殻から取り出します。リポーターさんにはちょっと難しかったかも。兎にも角にも全部取り出したら殻の中の水分と一緒に身にさっと火を通します。次に、パネ、アンズ茸を切ってフライパンで炒めたら、そこにほうれん草を加え、さらに火を通します。これを牡蠣の殻に盛り付け身をのせたら、クリーム状のキクイモを絞り出し、最後にコーヒーの粉(?)を振りかけてカプチーノ風に仕上げます。

 次はメインの魚料理。

 ルジェは三枚におろしたら包丁で切れ目を入れて塩・コショウし、フライパンで焼きます。お皿にカボチャのピュレを引いて、フダンソウの茎と葉をのせたら、魚を盛り付けて出来上がり。

 デザートは、クイニーアマン。時間の関係ですでに焼きあがっていました。上にかかっているのは塩バターキャラメルソース。

 以上で100%ブルターニュの晩ご飯が出来上がりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、お店の在庫処分でビッグサイズのブラジャーを買った。レジに持っていくと、区分に ”下着” とは入れないで、“傘” と入れていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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