レモンとオレンジ [コート・ダジュール地方]
昨晩の7時頃、土砂降りの中を帰宅し、土砂降りの中を荷物を持ってジムに向かい、いつものコースを終えて出てきたら、すっかり雨が止んで空には星が光っていました。
そして、逃げ遅れた薄い雲の間から丸いお月様も顔を出していました。
雨の中また傘をさして帰らなくてはならないなあと思っていた私は、なんだか爽やかな気持ちになって帰宅したのでした。
雨雲がいなくなれば、晴れるもんなんですねえ〜。
さて、コロナウィルス感染の影響で、途中で中止になってしまったマントンのレモン祭りですが、いつものように使われたレモンとオレンジが先週末に一般販売されました。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年3月9日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
「マダム、レモンを3キロですね」
「ええ、お願いします」
毎年恒例になったこのやりとり。レモン祭りで使われたレモンとオレンジが市民や観光客に放出されるとあって、窓口には長い行列ができています。
レモンとオレンジ3キロで1.50ユーロという破格のお値段。買わない手はありません。
「私はオレンジを4袋、レモンを5袋買いました。オレンジは果汁たっぷりでそのまま食べてもとても美味しいですよ」と女性。
「私は毎年来てるから、今年で51年目になります。どれも美味しいから、ジャムにするのにいいですよ」と別の女性。
祭りに使われた10トンにもなる柑橘類は傷んでいるものを除いてすべて販売されます。
マントン市の職員が一つずつ取り外し選別します。これもまた根気と体力のいる仕事ですね。
「ここで売られているものはいいものばかりですよ」と係りの方。
先ほど1.50ユーロで3キロ購入したご夫婦がいましたが、その計算だと1キロで0.50ユーロ、つまり日本円で180円となります。
やっぱり安い!少々形が悪くてもジャムやジュースにすれば美味しく頂けます。近けりゃ買うんですが、マントンではどうにもなりません(涙)。
その販売窓口のお隣では、お花も販売されていました。冬も終わり近くになると、お花などお部屋に飾って春を先取りしたくなります。お花の方は一箱4ユーロだそうです。
「お庭に色が欲しかったからちょうどいいです。それにお日様も出てきましたからね」と女性。
「バルコニーに飾ろうと思ってます。でも、こんなに買い込んじゃって、どうやって持って帰ろうかしら。やっぱり車を使うのが良さそうです」と別の女性。
来年のレモン祭りがまた楽しみになってきました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、引っ越しを手伝ってもらうために、母が、身長170センチ、体重60キロの私の元カレを呼び出した。ちなみに今のカレは身長198センチ、体重95キロ・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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