玉子の売上好調 [トピックニュース]
自宅に自分の仕事場というのは前々から確保しているのですが、会社から持ち込んだ書類に侵食されてしまい、どうも具合が悪い。
しかも、動いている仕事、寝ている仕事、新しい仕事を、自宅できちんと整理しておくというのもなかなか難しい。
これらの書類はいずれ会社の、あるべき場所に戻さなくてはならないから、やたら進捗状況をメモに残しまくってます。
これも全て新型コロナウィルスのせい。毎日、感染者の数だけ風船を膨らまして、それが徐々に加速し、いつ爆発するんだ!といった具合で、ストレスいっぱいの暮らしが続いてます。
最近、クラスター対策班がツイッターを立ち上げたので、1日に数回チェックしています。科学的な裏付けを説明してくれるのでなんとなくホッとします。そしてもう少しがんばろうと思う。
東京都の感染者数が急増して、小池さんが週末の外出を自粛するように呼びかけた日の翌日、仕事を終えて帰宅する途中スーパーに寄ったら、見事に玉子が売り場から姿を消していました。
悪玉コレステロールの元凶みたいに扱われていたのに、こんな時は皆で買占めかあ〜と思ったものでした。
今日はその玉子のお話です。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
どうやらフランスでも玉子が品薄になっているようです。何しろ玉子があれば栄養たっぷりのいろんな料理が作れますし、冷蔵庫で長期保存が可能です。家に閉じこもるなら便利な食材。
これだけ市民が買ってくれるとなると生産者は収入が増えて嬉しいはずです。しかし・・・。
こちらは生産者のフロランスさんの農場。150羽の鶏が飼育されています。
フランスでは、鶏をカゴに閉じ込めてポンポン玉子を産ませるのは動物虐待。近頃は農場で放し飼いが良しとされています。
「確かに外出禁止で注文も増加しています。でも、一人当たり12個の購入に制限しています。そうしないと、皆さん全員に販売することができないですからね」とフロランスさん。
「すいませんが、12個しかお売りできません。買いに見える方が多いので12個に限らせていただいてます」とフロランスさん。
「48個を注文したのですが、入手できたのは12個でした。皆んなが平等でなくてはいけませんからこれで良しとします」とお客。
また最近は生産者から直接手に入れたいという人たちが多くなりました。
「質のいい玉子ですし、親しみが持てて買いやすいんですよ」と男性客。
「こんな時も変わらず玉子を生産してくれるんですから有り難いですよ」と女性客。
一方、こちらは大型スーパーの玉子売り場。ここでも玉子はよく売れているそうです。
「料理に玉子を使いますか?」と取材班。
「ええ、いろんなものに使いますよ。お菓子とかね」と女性。
「今のところ、売り場の半分ほどしか埋まってません」とスーパーの方。
玉子の生産は十分なので、どんどん補充すればいいのですが、それを入れる箱が足りないとか。
そんなことってあるんですかねえ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、背中に大きな翼のタトゥーを入れてもらった。それ以来、父が僕のことを “ニワトリ” と呼ぶ」
VDM(Vie de Merde)より
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