食事作りは悩ましい [トピックニュース]
携帯やタブレットに入れていたニュースアプリを削除しました。余計な情報が入ってきて不愉快になることが多い。
もっと早くに削除しておけばよかった。自分で勝手にインストールして不愉快がっていたなんておバカ。
それはともかくとして、街にネズミが大量に湧いて出てきたらしいですね。
飲食店が休業で餌になっていた生ごみが不足したため、食料を求めて表に出てきたらしい。妙なところに無視できない影響が出てます。
実は今、カミュの「ペスト」を読み始めたところでして・・・。
ネズミが大量に死に、それと時を同じくして人が何人か死亡し、これはひょっとしてあの恐ろしい伝染病ではないのか?となり、医者と役人が話し合いを始めたところ。
本当にペストなのか?わからない状態では住民に発表して混乱を招くのは得策ではない、と役人はいい、断定はできないが今対策をとるべきだと医者は言う。
今の世界とシンクロしているようで読み応えがあります。今の世界は、禁止や自粛をいつ緩めるかですね。
それはともかくとして、外出禁止や外出自粛で面倒なのが、家族の食事を作ること。フランスでも悩んでいる人はたくさんいるようです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
外出禁止から1ヶ月近く、毎日、朝、昼、晩と、家族のために食事を作るのが普通になってしまいました。
いつも同じものじゃイヤと言われてしまうので、料理に変化をつけなければなりません。
でも、コロナというだけで疲れ気味なのに、料理のことまで考えなくてはならないなんてきつい〜。
「はじめは色々作ってたのですが、1週間、2週間と過ぎるうちに、同じ料理のローテーションみたいなってしまってます」と女性。
こちらのご家族、思春期のお子さんが3人もいます。
「レストランで仲間と一緒に食事がしたいです」と息子。
「ハンバーガーとかフライドポテトが食べたくなります」と娘。
お母様は栄養のバランスを考えて野菜多めの食事を作りますが、どうも子供達はそれが苦手。
どうやったら飽きずに食事がしてもらえるのか?
こちらは小さい子供を持つお料理研究家のイザベルさん。
「野菜が苦手な子にはココナッツミルクを足してやると味がマイルドになって食べてくれます」
ひと工夫すれば食べてもらえるということですが、これがちょっとねえ、面倒なんですよねえ。
もう一つの工夫は盛り付け方。こんな風に盛り付けると同じ料理でも大喜びで食べてくれます。
イザベルさん、こうした料理をブログに書いて発表しているそうです。
一方、こちらはお料理の先生のお宅。子供たちが自分で料理を作っています。
そういう手があったか・・・。わりにどの子も普通にお料理しているようです。案ずるより産むが易し。
お鍋の蓋を取ったら、美味しい匂いが漂っていました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、外出禁止になって以来、私の友人は部屋の片隅に巣を作っている蜘蛛だけ」
VDM(Vie de Merde)より
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