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今年のスズランは・・・ [トピックニュース]

 フランスの外出禁止の行方は、こんな感じに色分けされました(こちら)。

 2色ではなく3色になっていました。これから7日まで状況に合わせて県ごとに色が変わるらしい。そして11日からの外出禁止緩和の条件が県別に決定されます。

 因みに赤は、11日以降も必要であれば学校や商店の閉鎖等々が続けられるとか。

 よく見ると昨日登場した2つの町はどちらも同じでオレンジ色。これなら問題はないですね。

 赤の地域は北部から東部にかけて広がっています。感染が広がっていた地域です。

 どうしてうちが赤なんだ?とか、うちは本当に緑でいいの?とか、不満や心配の声が上がっているそうですが、こうして一週間前からお知らせがあると覚悟もしやすいかもしれません。

 さて、昨日の5月1日のフランスはスズランの日でした。

 例年ならスズラン売りが街角に立っているのですが、今年はコロナウィルスのために禁止となりました。

 10日ほど前のニュースでは、スーパーでの販売のみになるので出荷量は例年の80%減と生産者の方がおっしゃっていました。実際はどんなだったんでしょう?

muguets.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

muguetCF.jpg

 こちらの男性、スズランの花束を買おうと花屋さんにやってきましたが、まだ朝の9時だというのに完売で一つも残っていませんでした。

 「これはちょっと問題ですねえ」と男性。

 一方、花屋さんの方は3月の中旬から休業しており、再開できることがわかったのは昨日のことだったそうです。

 そのため在庫もなく、なんとか10数本くらいを準備して販売したところ、あっという間に売れてしまいました。

 ここはフランス南部の都市トゥルーズ。いつもなら街角のいたるところで売られているはずのスズランですが、今年は誰もいません。

 そのため多くの市民が花屋さんに駆け込むこととなりました。皆さん、ちゃんと間隔をあけて静かに待っていますね。

 実は、ここにいる方々は前もって予約を入れていた人たちなのです。

 あんなにスズラン畑で元気に育っていたのに、小売店には届いてないようで、数に限りがあったようです。

 「昔から続いてきた習慣ですから、絶やしてはいけないですね」と女性。

 「こんな時ですから気分が変わっていいと思いますよ」と男性。

 予約をしないで手に入れることもできるようですが、運を天に任せて街を歩き回っているうちに、たまたまこんなお店出会わなければ無理でした。

 「歩き回っているうちに見つけたんですよ」と男性。

 来年の5月にはまたたくさんのスズランが街角で売られているといいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、サプライズで妻に花束を贈った。大喜びでキスしてくれるかと思ったら、花束より現金の方がよかったわ、と言われてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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コメント 4

opas10

フランス人のつぶやき、洋の東西を問わず現金給付が一番喜ばれるってことでしょうか(笑)
by opas10 (2020-05-03 16:34) 

クッキー

我が家の近くの多度大社のお祭りも中止になりました
400年前に織田信長に焼き討ちされて以来のお祭り中止
騎手の高校生やご家族、準備と乗馬練習は・・・・・
by クッキー (2020-05-05 09:54) 

carotte

opas10さん
正直、私も花より現金なのでして・・・^^;
by carotte (2020-05-06 21:15) 

carotte

クッキーさん
数ヶ月前まではこんなことになるなんて皆思ってませんでしたからねえ〜。準備していたお祭り、しかも伝統のあるお祭りが中止になってしまうのは残念でしたね。
by carotte (2020-05-06 21:21) 

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