緩和を待ちながら [トピックニュース]
ふと思い出したのですが、マクロン大統領がパリ郊外の小学校を訪問した時、黒いマスクをしていました。
よく見ると、そのマスクの上端の方に、トリコロールカラーの小さなタイピンのようなものをつけていました。あれ、なかなかおしゃれですね。
これから少なくとも1年間はマスクをつけて行動しなくてはならないようですから、少しおしゃれも楽しみたいところです。
さてフランスでは、外出禁止の緩和策が発表されることになっている5月11日が刻一刻と近づいてきます。
今のパリはどんな具合になっているのでしょう?

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
外出禁止から52日目をむかえたパリ。
セーヌ川の岸辺で休んでいる鴨も縮こまっていた足を伸ばしています。
セーヌ川沿いを走る車道には車が戻ってきました。
「ほとんど通常に戻ってますね。8時頃からバイクに乗って出てきましたが、6割方戻ったんじゃないですかね」と男性。
「やや少ないくらいですね」と別の男性。
歩道にはジョギングをする人たちの姿も見えます。
こちらはカルティエラタン。学生の姿はありません。公園も閉鎖されています。
市民の頭にあるのは来週の月曜日にどんな発表があるかです。
「いろんな人と会えるようになるんじゃないですか」と若い女性。
「友人と会えなかったですから、会いたいですね」と高齢の女性。
「田舎に行ったり、公園を散歩したりしたいとずっと思ってました」と女性。
「外出禁止中はしっかりと規則を守って家にいましたから、次は緩和されると期待してます」と男性。
外に出て、春の太陽を浴びるのは気持ちよさそうですね。
でも、これからは外出するときはマスク着用が義務付けられます。
「これはシャツで作った自家製の手作りマスクです」と女性。
「これは地下鉄に乗るときにするマスクです。もちろん混み合う時間帯の地下鉄やバスは避けて、歩くとか別の方法で移動してます」と男性。
二人とも柄のマスクでした。近頃、柄のマスクが見慣れてきて、不職布の白やブルーのマスクは病人みたいに見えてきました。
しばらくは私も布製の袖マスクにフィルターの代わりのキッチンペーパーを挟んだもので頑張ってみようと思っています。
小さなピンみたいなのがあるから付けてみようかな・・・。
火災にあったノートルダム大聖堂も修復の準備が再開されるのを待っているようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、外出禁止の間に、うちの郵便受けが盗まれていた。なぜに郵便受け???」
VDM(Vie de Merde)より
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