活動開始 [ノルマンディー地方]
アメリカって、わけのわからない国になってしまいました。
コロナ対策のために召集された専門家が、今、経済活動を再開させたら感染がさらに拡大する恐れがあると言ったら、トランプがそんなことは受け入れられないと言ったとか。
さらに保守派の中には、そのような専門家はクビにしてしまえと言う人たちもいるそうです。
なんかちょっと驚く。これじゃあ何のために専門家のアドバイスを受けようとしたのさっぱりかわからない。
普通、専門家がそう言ったら、もう少し我慢して活動再開は先送りにするってなりませんかねえ〜。
大国がこんなでは、世界のコロナ収束への道はまだまだ遠い。
それはさておき、外出禁止の緩和が始まったばかりにフランスですが、11日時点の各地の色分けはこんな感じになってました(こちら)
主に北東部が赤、その他は緑です。フランス有数の観光地であるモン=サン=ミッシェルは緑に入ってます。
2カ月あまり入り口が閉じられていましたが、観光客の受け入れを再開したそうです。
しかし、観光客、来ますかね?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
あれ、来てますね。写真撮ったりしてます。
島の中の人も観光客も再開の日を首を長くして待っていました。とは言っても、まだまだ入場者は少ないらしい。
「まだ人が多くないと思ったので、見学に来ることにしました」と男の子。
「美しいですね。車の数も人の数も少ないから、かつての姿を取り戻したようです」とお父さん。
シャトルバスも動き出しましたが、まだ乗客は数える程度。
島の中は小さい路地ばかり。2メートルも間隔をあけて見学など無理、と思っていたら、なんと一方通行になっていました。これなら大丈夫か。
普段は1日だけで1万人が訪れていましたが、この日は、100人前後にとどまりました。
「ちょっと驚きましたが、見て回るのにはちょうどいいですね。安心してあちこち細かいところまで見ることができます」と男性。
こちらのご夫婦は、一度新婚旅行で訪ねたこの地に再びやってきました。
「我々が結婚したのは1964年ですが、来たのが冬だったせいか、当時もこんな感じでした」と男性。
「当時は今みたいに45分で修道院までさっと行って帰ってくるというような観光ではなかったですよ」と女性。
その修道院は、まだ中に入ることはできません。そのせいか、路地の脇に並ぶお店もほとんどが休業中。
この時期に建物のリフォームに着手する人もいます。
こちらのお店は営業を再開しましたが、2カ月近く休業を余儀なくされました。
「なんとか持ちこたえましたよ。隣近所と励ましあってきましたから。これからどんどんお客さんに来て頂ければありがたいです」
思ったより観光客が来てましたが、これだったらまだ人と人とが接近することはなさそうですし、ゆっくり散策が楽しめそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、隣の住人が、『グルテンフリーの食事をしたおかげで、コロナウィルスに感染してないのよ』と自慢げに話していた」
VDM(Vie de Merde)より
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