4連休の半径100キロ [サントル・ロワール地方]
首都圏は、一週間待たずして解除になる可能性が出てきた!
一筋の光明、ってちょっとオーバーか。
解除になったからと言って、すぐに在宅勤務が終わるわけでも、夜の街を飲み歩くわけでもないけど、自分にもう少しだけ自由を許すためのきっかけが必要なのだ。
早く来い、解除の日。
さてフランスは、21日の木曜日、自宅から半径100キロ以内なら移動していいという許可が出されました。
折しも、21日はキリストの昇天祭で祝日。金曜日に有休を取れば4連休。
これを利用して久しぶりに遠出をした方々がいらっしゃったようです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリから車で約一時間。やってきたのはシャルトル(Chartres)。大聖堂の塔が見えてきました。
こちらのご夫婦、パリからやってきました。駐車場に車を止めたら、早速、今晩の宿へ。
お庭に面した明るいお部屋。快適に過ごせそうです。
「シャルトルは初めてです。大聖堂のこともよく知らなかった。今まで家に閉じこもってましたから、違うところに行ってみたかったんですよ」とムッシュー。
「ちょっとしたバカンスです。何週間も家にいましたから新しい空気が吸いたくなったんです」とマダム。
ここは3部屋あるゲストハウス。すべて埋まっています。どのお客様もレッドゾーンのパリからやってきましたが、オーナーは心配というよりひと安心です。
「衛生は徹底していますよ。テーブルは距離を保つように設置しました。朝食の前にはきちんと手を消毒してもらいます」
そして皆さん、ちゃんとマスクしてましたね。
シャルトルの町が賑やかになってきました。アイスクリーム、美味しそう。
空は青空。大聖堂の尖塔も空に向かって背伸びをしています。
どのホテルも予想していた以上に早く空室が埋まってしまいました。こちらのホテルは80%の宿泊率だそうです。
「こんなに早くお客様が戻ってくるとは思っていなかったので、大満足です。お店も開店してますからショッピングを楽しむこともできますよ」
ただ、飲食店はまだ休業中なので、こちらのホテルではテイクアウトの食べ物を用意しています。
例年なら海外からの観光客でいっぱいですが、今年は国内、特に首都圏からのお客様が多いようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ミシンで家族や同僚の子供たちのためにマスクを作っていると、隣人がやってきて音がうるさいと言う。そして付け加えた。『無料でマスク10枚を作ってくれたら許してあげる』」
VDM(Vie de Merde)より
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