30ユーロで晩ご飯101 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、現役シェフと元シェフのお二人。どちらもミシュランの星を獲得しています。
海の幸に恵まれたノルマンディー地方の海辺の町で100%海の幸の晩ご飯を作ってくれます。
では、スタート!

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年5月30日に生放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このお二人が今回のチャレンジャー、ジルさんとミシェルさんです。元気な二人。
では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは魚市場にやってきました。新鮮な魚が並んでいます。種類は80種類もあるそうです。
その中から選んだのが、サバ4尾。追加で、カルレ(carrelet)と呼ばれるカレイの仲間1尾も合わせて購入。
カルレは、なんとデザートに使うとか!サバはメイン料理。これが合わせて3.85ユーロ、残りが26.15ユーロ。
さらに別の魚屋さんではビタミンたっぷりの巻貝を購入。これが8ユーロで残りは18.15ユーロ。
元気なシェフが二人もいたら賑やかですねえ〜。
次は青空市にの八百屋さんにやってきました。ほうれん草、トマト、ジャガイモ、セベット(わけぎのような野菜)、きゅうりを購入。これが合計で8ユーロ、残りは10.15ユーロ。
さらに必要なのが生クリーム。これがないとノルマンディーとは言えません。濃厚な生クリームが3.50ユーロで残りは6.65ユーロ。
最後はデザート用の果物を買います。オレンジ2個、レモン1個、グレープフルーツ1個、合計で4.60ユーロ。
手元に残ったのは2.06ユーロで、余裕で予算内に終わりました。では厨房で調理の開始。
まずは前菜から。
茹でた貝の身、セベット、トマトを刻んで、ドレッシングと合わせたら、きゅうりのスライスの真ん中に盛り付けます。殻付きの巻貝を一つトッピングして出来上がり。
次はメインのサバ料理。
サバを三枚におろして、フィレに軽く切れ目をいれます。こうしておくと火の通りが良いそうです。ほうれん草は浅い鍋でさっと炒めておきます。
切れ目を入れたサバは鉄板に並べてバーナーで焼きます。これを、ジャガイモと炒めたほうれん草と一緒にお皿に盛り付けます。最後に、トマトと生ムームで作ったソースをかけたら出来上がり。
最後はデザート。
まずは庭の温室で育ったバジルを摘み取ります。次に、カルレを3枚におろしてお刺身風に薄くスライス。これを刻んだバジルののったお皿に、果物と一緒に盛り付けシロップをかけたらデザートの出来上がり。
早速皆さん味見してました。白身の魚は味が淡白だから、デザートでも行けるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、キッチンでケーキを焼いていると、夫から携帯にメールが来て、ビールを持ってきてほしいという。夫はリビングにいる・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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