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30ユーロで晩ご飯102 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、パティシエのクリストフ・ミシャラクさん。

 パリ市庁舎のすぐ裏手に自身のお店がありますが、なんと東京の表参道にもあるらしい。

 今度買ってきて食べてみるか・・・。この感じからして、お値段かなりお高め???

 それはさておき、どんな料理を作ってくれるんでしょう。

 では、スタート!

Paris_Paris.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

4aTpatissier.jpg

 お店に並ぶお菓子の数々。見た目も一味違ってますね。

 これを作っているクリストフさんとは、お店のすぐ近くにある市場で待ち合わせです。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 「甘いお菓子を作るパティシエに塩味の料理は大丈夫ですかね?」とリポーターさん。

 「パティシエの仕事もシェフの仕事も同じですよ。境界線なんてありません」とクリストフさん。

 クリストフさん、有名人らしくファンからの写真のリクエストに答えて一緒にパチリ。

 ファンサービスが終わったら、本格的に材料選びを始めましょう。やって来たのは八百屋さん。

 最近の市場は売り場とお客さんの間に透明のビニールのカーテンがしてあります。コロナ対策ですね。

 赤ピーマン、トマト、イチゴ、にんにく、紫玉ねぎを購入。さらに、ズッキーニ、変わった形のレタス、シブレットも購入。これが全部で15ユーロで、残りも15ユーロ。

 次は乳製品のお店にやって来ました。玉子、生クリーム、パルメザンチーズ、有塩バターを購入。これが合計で14.79ユーロ。

 えっ、そんなに使ってしまって大丈夫???と思ったら、お買い物はこれで終了。ほっ。

 手元には0.21ユーロが残ってセーフ!では厨房で調理の開始!

 まずは前菜から。

 赤ピーマンは焼いて皮を向きます。トマトと紫玉ねぎざく切り。イチゴはヘタを取っておきます。これらを全部ミキサーに入れ調味料を加えたらスイッチオン!

 ドロドロになったらお皿に盛り付け、オリーブ油を垂らして刻んだシブレットを散らしたら出来上がり。

 次はデザート。

 並んだ材料は、生クリーム、牛乳、砂糖、ライム。どんなデザートになるのやら・・・。

 鍋に生クリーム、牛乳、ライムの皮を入れ火を通します。最後にライムの果汁を加えてハンドミキサーで混ぜ合わせます。

 これを冷蔵庫で冷やし固めるとこんな具合になります。ハート型のお鍋が食器代わり。砂糖とオリーブ油で味付けしたイチゴをのせて完成。

 最後はメイン料理。

 生地を作ったら麺棒で丸く伸ばします。コレを型に敷いたら、スライスしたズッキーニを並べ、牛乳とパルメザンチーズを加えオーブンで焼きます。これでキッシュのできあがり。

 これで終わらないのがパティシエ世界チャンピオンに輝いたクリストフさん。ここにレタスとスライスしたパルメザンチーズをのせ、シブレットをあしらったらメイン料理のできあがり。

 クリストフさんがつけたこの料理の名前は”ロックンロール"。確かに、はじけてます。

 では皆でいただきましょう!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、パティシエとして5年間の修業を経た後、判明した。小麦粉アレルギーだということに・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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