感染防止で観光業再開 [オランダ]
わが家では、プロ野球の12球団代表者会議で、全選手を対象とした定期的なPCR検査の導入を決めたそうだが、なぜにプロ野球選手だけそんなに頻繁にPCR検査を受けられるんだろう???、となっている。
会社員でも自由業でも主婦でも、保健所や病院に行ってPCR検査(または抗体検査)をお願いしたらすぐ受けられるというものではないよね。専門家からPCR検査の導入を提言されたからと言って、プロ野球選手だけがなぜに優先されるのだ?
そんなことなら、XX会社も社員全員受けさせたい!となった時、同じように受けられるんだろうか?
そもそも特定の職業だけ症状も出てないのに優先されて、他の人達はほったらかし???
合点がいかん。それこそ差別じゃないのか!!!差別反対!!!差別反対!!!とヒートアップ。
やれやれ・・・。軍隊が登場する前に、今日の話題といきましょう。
年間約2000万人の観光客が訪れるというアムステルダム。コロナウィルスで休業状態になっていた観光業が、できるだけ早く安全に元に戻れるよう様々な工夫がこらされているそうです。
下記のウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月6日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
運河の街アムステルダム。
観光客と言えば、まずは宿泊施設が重要です。
こちらはユースホステル。安く宿泊できますが、ほとんどが一部屋に複数の客が宿泊するようになっています。このご時世、それでは宿泊はできません。
で、考えられたのがこちら。
600㎡のフロアに50の個室が設えてあります。ということはひと部屋10㎡あまりという狭さ。
中はこんな感じになってるようです。
あれ、これってカプセルホテルとほとんど同じじゃないですかね。ま、ちょっとこっちの方が部屋らしくなってる感じか・・・。
さらに、チェックインは、ロビーに設置されたこちらの画面のQRコードをスマホで読み取るだけ。誰かと接触することもありませんから感染リスクを抑えられます。
一方、こちらは水の流れを管理する塔だった建物を宿泊施設に改築しました。
ここなら、壁や仕切りをわざわざ作らなくても、建物自体が独立しています。しかも、外を通り過ぎて行く人たちとおしゃべりしたり、直接ここからボートに乗ることもできます。
さらに、レストランにはこんなものが登場しました。ちょっと現代的なテントでお食事ができます。ソーシャルディスタンスは十分に取れています。
そして、宿泊客がほとんどいなくなってしまった一般のホテルでは、こんな試みも行われています。
いわゆるレストランの個室として使われているのです。
「このやり方は新しくて面白いね。それに眺めもいいんですよ」と男性。
中に入ってみると、確かにバルコニーがあって広々しています。数時間かけてのお食事で一人60ユーロ。約7,400円。
お部屋はそれぞれインテリアを変えてあります。使用後は必ず消毒するとか。
シェフは一階の厨房で料理を準備します。
「ソースをこぼさないように動かすのが大変ですが、それ以外は問題ありませんよ」とシェフ。
給仕係は少々大変です。お料理を抱えて7階まで上がっていくこともたびたび。
「適度の運動になっていいですよ」と給仕係。
レストランとホテルの助け合い、うまく行ってるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、仕事で忙しい一日が終わって、ホット一息。大あくびをしてゆっくりベッドで寝ようとしたら、顎がはずれた 」
VDM(Vie de Merde)より
プロ野球選手だけに優遇処置。これは差別ですよね。許せん!と私も思っています。清き一票です。
by t-toshi (2020-06-09 19:15)
t-toshiさん
ですよねえ〜。政界やらなんやらと深くつながりあるから、特別扱いされて当たり前と思っているふしがあります!
by carotte (2020-06-14 14:17)