バラ街道 [ペイ・ドゥ・ラ・ロワール地方]
今月からジムが再開したとは言え、まだまだ来場者の数は少ない。
6月は様子を見て7月からという人がかなりいて、7月になるとどのような状態になるのか気になる。
在宅勤務はまだまだ続けることになりそうだし、自分の都合に合わせて働く時間も柔軟に変えられるため、ますますこの働き方はやめられそうもない。
改めて、通勤時間が大きなロスに思えてくる。しかもあの混雑ぶりは体力を消耗する。
通勤に時間とエネルギー使わないですむというのは、ほぼ高齢者にとってはありがたい。
仕事の面で言えば、コロナ以前には戻りたくない。
さて、フランスには “バラ街道” と呼ばれる道があるそうです。もちろん、その街道沿いには様ざなま種類の美しいバラが咲いているそうです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
いつもの司会のペルノーさんがスタジオに戻ってきました。こればっかりはずっと在宅勤務とはいかないようです。
それはさておき、バラ街道はフランス中部のロワレ県にあります。もう200年の前からバラ栽培が続けられた地域だそうです。
まず最初に訪ねたのが、イエーヴル=ル=シャテル(Yèvre-le-Châtel)(青印)。中世の趣を色濃く残す村です。
一緒にバラを楽しんでくれるのがパスカルさんとその娘さん。早速美しいバラをみつけました。いい香りがただよってきそうです。
ここには300本あまりのバラの木が植えられていますが、住人の数は231人。バラに村を乗っ取られそうですね。
道端のあちこちにバラが咲いています。
「こんなに色々なバラが咲いてるなんて楽しいじゃない。どれも洗練されているわけではありませんが、自然の中で育った野性的で素敵なバラです」と村人。
ちゃんとお手入れしてるんですね。お世話をしてあげれば、バラが次々に咲いてくれます。
そして見ている人たちも自然と笑顔になります。
バラ街道にはこんな村が15ほどあるそうです。
次にやって来たのがピティヴィエ村(Pithiviers)(赤印)。こちらのドアを開けて中にはいると・・・バラ園になっていました。
ここは新しいバラの品種を作り続けてきたアンドレ・イヴの庭。
彼が亡くなってからはボランティアが庭の手入れをしているそうです。こちらの赤いバラはここで生まれました。
7年前、テレビ番組に登場したアンドレ・イヴ。こんな方がバラを育てていたんですね。30種類ほどの新しいバラをこの世に送り出しました。
ああ、バラとは思えない随分変わったバラもあります。
この庭から11キロほどのところにもアンドレ・イヴのバラ園があります。色も様々なら香りも弱いものから強いものまであるようです。
このシルール=ゾ=ボワ村(Chilleurs-aux-Bois)ではバラの苗木を手に入れることができます(緑印)。
ここならほかでは手に入らないようなバラがみつかりそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スマホを使い慣れた夫は、もう花束をプレゼントしてくれなくなった。その代わり、毎日のようにバラの写真入りメールを送ってくるようになった・・・」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0