バカンスは国内で1 [プロヴァンス地方]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。来週は大丈夫そうです。
旅と言えば、COVID-19で大打撃をうけている観光業界。日本もフランスも、海外からの観光客より自国民に国内旅行を楽しんでもらうことに重点を置きはじめています。
なんにもないようで必ずなにかある地元の観光資源。
フランスのテレビ局TF1は、こんな旅を紹介しています。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今回のお薦めの場所は、太陽の光いっぱいのマルセイユ。地中海を満喫できる旅になりそうです。
まずはボートにのってカランク巡り。カランクとは南仏の海岸沿いにできた湾のこと。
この石灰岩の入り組んだ海岸線が南仏独特の風景を作り出し、ここ全体が国立公園になっています。
観光ボートはマルセイユとお隣のカシ(Cassis)から出ていて、料金は16ユーロから40ユーロ。
「海や木があってとっても素敵だと思います」と女の子。
「車や徒歩では行けないような美しい場所をこうして見られるのはいいですね」と男性。
地中海とカランク見物を楽しんだあとは、マルセイユの古い港を散策してみましょう。
ここはかつて漁師さんたちが使っていた港です。カラフルな家が並んでいます。
「これはキャバノンと呼ばれる住宅で漁師が暮らしていました。朝になると、直接、この家からボートに乗って漁に出ていました。そして釣れた魚を売るために妻たちが漁師の帰りを待っていました」とフィリップさん。
フィリップさんはこのキャバノンの一つを宿泊用に提供しています。
築100年ほどのキャバン。広さは25㎡。キッチンと風呂付き。ベッドはダブルベッド。料金は一泊90ユーロ。
地中海の風景を額縁にしたような窓も付いています。
「ここなら本物のマルセイユを味わえますよ」とフィリップさん。
小さな港には飲食店もたくさんあります。
こちらのお店では、今朝、獲れたばかりの魚が登場しました。魚の口にはまだ釣り針がくっついています。他にも海の幸がこんなに!
お食事はテラスでいただきましょう。あのツボに入っているのはスープ・ドゥ・ポワソンかな。
テラス席からの陸地の眺めも素晴らしい!
これはぜひとも行ってみたい。今はまだ行きにくいけど・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、騒がしいパリの生活に慣れきってしまったのか、バカンスで田舎にやって来たらあまりに静かで眠れない 」
VDM(Vie de Merde)より
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