ボール型住宅 [トピックニュース]
こんなマスクはいかが?(こちら)
まず写真を撮って、それをマスクに印刷。そうするとこんな具合になる。
マスクをしてると相手の表情がわからないから少々戸惑う。でもこれがあったらワハハとなりそうな・・・。
会社の会議には向かないけど、接客には使えそうだ。
さて、本日は住まいのお話。
1960年〜70年代、少々冒険好きの建築家たちが、リヨン地域に全体が球体になった住宅を作ったそうです。
もちろん、今でも住居として使われています。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
確かにどれも丸いですね。角張ったところがどこにもない。
そして60年代から70年代にかけてのあの雰囲気が漂っています。
「ちょっとクレイジーな建物でしょ(笑)」と男性。
こんなに丸くて住心地に問題はないのかな?頭がくらくらっとなりそうな・・・。
おまけにベッドまで丸。少々寝相が悪くても問題なし。
そんなボール型の住宅にお住まいのご夫婦を訪ねてみました。
こちらの家は1974年に建てられました。ふたりともこの家をひと目で気に入ったそうです。
それにしても異様な外観。でも中にはいるとそれほどでもない。わりに落ち着く感じです。
窓の形が個性的。規格外のため窓の取替えが大変そう。
「この家は芸術作品なんです。世界に一つの芸術作品」とご主人。
この手の丸い住宅はフランスに約100軒ほどあり、60年代に起きた自然回帰運動の流れを組むものだそうです。
そして、絵本やアニメで世界的に知られるバーバパパをモデルにした家もあります。
確かに、そっくり。住宅というより現代アートの美術館のよう。
30年前、リヨンから15キロほどの郊外に建てられたもので、現在、売りに出されています。お値段は600万ユーロ。日本円で6億円を軽くオーバーしています。
ベッドは自由に方向を変えることが出来ます。またタンスもくるくる回る用になっていて使い勝手がよさそう。
住宅の一部は可動式になっていて、屋内から屋外へと早変わり。こりゃあお値段高いのもうなずけます。
一方、こんなボール型住宅もあります。しかも一つではありません。全部で70軒。一つ一つが離れの客室のようです。中はどうなっているのでしょう?
広さはわずかに25㎡。マルセイユの元漁師の住宅と同じくらいの広さ。5万ユーロで購入したそうです。
「狭いですが、ここなら安全に暮らせてとっても安心なの」と女性。
敷地内の中庭では近所の人たちと集まっておしゃべり。一人暮らしでも寂しくないですね。
年をとったらこんなところに住むのもいいかもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、弟が学校をサボるために喉が痛いと言い出した。おかげで、検査が終わるまでの約一週間、家族全員が家に閉じ込められることになった 」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0