早めのバカンス [コート・ダジュール地方]
ドタバタの4月、5月、6月が終わって、今日から7月。後半には4連休があるから少しのんびりできそうな・・・。
その頃には梅雨明けか?関東地方は例年7月21日頃ゆえ、連休辺りに開ける可能性もある。
気象協会の一ヶ月予報によると、7月の気温は平年より高いとか。
がっくり。どうか外れますように。
さて、フランスの学校は7月4日から夏休みに入ります。そうなると本格的なバカンスシーズンが8月まで続きます。
そんな夏休みを少し早めにとって地中海の海を楽しむ人たちもいます。

下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはカーニュ=シュル=メールのビーチ。
ビーチにぽつぽつとパラソルが開いています。コレくらいの人数なら三密には程遠い。
こちらのご家族は早めに夏休みをとってバカンスを楽しんでいます。
「ずっと外出禁止が続いてたんで、気持ちがいいですよ」とパパ。
この日の朝の気温は27℃、海水の温度は20℃。ちょっと冷たいですね。
太陽の日差しと波の音。コロナウィルス騒動を忘れさせてくれます。
「2ヶ月ほどは在宅勤務で忙しかったですから、こういう時間も必要です」と男性。
「皆の気持ちを幸せにしてくれるのはこの太陽ですよ」と女性。
フランスの6月はリタイアした高齢者がバカンスを過ごすことが多いそうです。こちらのカップルのその中の一つ。毎年、この時期はコート・ダジュールで過ごします。
「こうしてのんびりできるのは高齢者の特権ですよ」と女性。
確かに、今まで働いてきたんですもんね。老後はあくせくしたくはないですね。
私も早くそうなりたいけど無理みたい。貧乏暇なし。
「人間も充電しないといけませんよ」と男性。
ビーチ沿いのレストランもお客が増えてひと安心。
「ずっと厳しい状態でしたから、今こうしていられるのは本当に嬉しいですよ。スイス、ドイツ、オランダなど常連のお客さんがまた来てくれるようになりました」とお店の方。
学校が休みに入れば観光客が増えますから、忙しくなりそうですね。
それにしても気になるのがここのビーチ。下は玉砂利ですね。
そう言えば、以前、ビーチは砂が良いか、それとも玉砂利がいいか?と言う論争がありましたっけ。
夏のビーチと言えばなんといっても砂浜です。しかし、玉砂利にもいいところが色々あります。
人が少ない、ちゃんとしたシートを使えば痛くない、砂が身体にくっつかないから家の中に砂を持ち込まなくてすむ等々。
コロナウィルスと戦う今年の夏、このビーチはどんな感じになるんでしょう。
一方、気温が上がった先週、外出規制が続いている最中のイギリスの海岸が、なんとこんな状態になってました。
警官が来たようですが、なすすべもなかったとか。いやはやどうもすごいですね。私なら逃げ帰ります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、自宅から遠くはなれた町のビーチを愛人と手をつないで歩いていると、なんと義理の父親と出くわした。こちらもだんまりなら向こうもだんまり。義理の父は奥さんとは別の女性と手をつないで仲睦まじく歩いていた・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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