SSブログ

廃線の跡地で自然を満喫 [ローヌ=アルプ地方]

 このところの天候不順で、散歩などという気晴らしも出来ず少々気分は下降気味。

 被災された方々を思えば、災害には見舞われていない東京の住人は文句を言える立場でもない。

 とは言うものの、コロナ感染者の急増で、やっぱり気分は下降気味。

 とにかく今のところは最大の警戒を怠らず、ひたすら耐えるしかないのかなあ〜。

 さて、本日は、フランス南東部のアルデッシュ県に行ってみましょう。ここには廃線になった鉄道の跡地を利用して絶景を満喫する観光コースがあります。

Paris_Ardeche.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

ardeche2020.jpg

 おお、雄大な自然の風景。

 ここは国立公園。上から撮影するとこんなふうに見えます。こんなところを走って大丈夫か!

 自転車に乗ってでこぼこ道をゆくご家族。左手に流れる川を見ながら、ペダルを漕ぎ続けます。

 そして、時には青葉若葉の木々に囲まれた道を走り抜けます。森林浴とはこのことか。

 「道の片側には渓谷、それに滝や小さな橋などがあって、素晴らしいですよ」とパパ。

 この道、40キロに渡って続いているそうです。

 かつては鉄道が走っていた場所。それがサイクリングコースに作り変えられドルセ・ヴィア(Dolce Via)と呼ばれています。

 こちらのグループは3日前からこのサイクリングロードを走っているとか。

 こんな素敵なアーチ型の橋の下を走っていきます。確かに鉄道が走っていたのを伺わせるような道です。

 鉄道が開通したのは1891年のこと。そして1968年に廃線になってしまいました。

 「鉄道は東のラマストルと西のサン=タグレーヴを結ぶためのものでした」とクリストフさん。

 クリストフさんは何年も前からこの跡地をサイクリングロードにするために運動をつづけてきました。

 そして、2年の歳月と700万ユーロをかけて願いが叶いました。

 その甲斐あって、オランダの審査でヨーロッパ・ベスト・サイクリングロードに選ばれました。

 確かにこの道はベストに選ばれるだけの価値がありますね。

 「安全で保全された道です。しかも、元鉄道だけあって坂道がありません。平らです」とクリストフさん。

 アルデッシュ県には同じように廃線となった鉄道が100キロほどにも及びます。

 その中にはこんなことに利用されているものもあります。二人で漕げば自転車よりは楽かな。

 8〜20キロののんびり旅。このベダルカーでしか見られないような風景を楽しむことが出来ます。

 おまけにこれなら家族一緒にわいわいおしゃべりしながら楽しめますね。

 一方、蒸気機関車が走るコースもあります。昔はこんな感じで走っていたんでしょうか?こちらは33キロの鉄道旅です。

 「トンネルの中を走るときは、石炭の煙を吸ってしまいました」と男の子。

 これはSLファンにはたまらない眺めですねえ。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、自転車のペダルの片方なくなっていた。ペダル一つで家までは、長かったあ〜 [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(42)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 42

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。