30ユーロで晩ご飯107 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、フランス北部の都市リールにあるレストランで働く女性シェフのフロランスさん。
旬のトマトを使った料理をつくってくれるようです。
ではスタート!

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
レストランBloempotの厨房で調理中のシェフ。
さっそく30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
地元の味を大切にしているとかで食材は地元調達。もちろんきょうの料理も同様です。
近くの農家の方が野菜を持ってきてくれました。チェリートマト、フェンネル、黄色い花を購入。全部で4.50ユーロで、残りが25.50ユーロ。
さらにもう一人、古い品種のトマトを持ってきました。ずいぶんといろんな形のトマトがありますね。その中からいくつかのトマトと、ハーブのエストラゴンを購入。これが6.50ユーロで、残りは19.00ユーロ。
そして、鶏の生産者から直接、胸肉を購入。これが8.68ユーロで、残りが10.32ユーロ。
次にやって来たのはチーズ屋さん。ここではヤギのチーズを購入。周りには灰がまぶしてあります。これが3.50ユーロで、残りは6.82ユーロ。
残り少なくなってきましたが、大丈夫でしょうか?
デザートの材料を求めて市場にやってきました。購入したのはさくらんぼ。ひとパックで2ユーロ。
さらに魚屋さんで貝も購入。これくらいで3.66ユーロ。
手元には、1.16ユーロが残りました。予算内で収まりました。それでは調理の開始。
まずは前菜用に、2リットルの水でトマトを煮込みます。皮をむいたチェリートマト、ヤギのチーズを器に盛り付け、トマトの煮汁をかけ、黄色い花でトッピング。この黄色い花はレモンのような味と香りがするそうです。これで前菜ができました。
次はメインの鶏料理。
付け合せのトマトは厚切りにして鉄板焼にします。その間に、フェンネルをみじん切りに、生のトマトをさいの目ぎりに、茹でた貝も細かく刻んでおきます。胸肉はとろ火でゆでます。
付け合せ、鶏の順にお皿に盛り付け、ソースをかけたら出来上がり。胸肉は茹でたあとフライパンで両面を焼くようです。
最後はデザート。
トマト、蜂蜜のシロップ、砂糖をミキサーにかけ冷やし固めシャーベットにします。これをスライスしたさくらんぼとエストラゴンの上にのせたら出来上がり。
色彩に富んだトマトづくしの晩ご飯になりました。そしてトマトの使い方がとっても参考になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、16歳になる息子にトマトを洗うように頼んだ。息子は、トマトを洗剤で洗い始めた
」
![[がく~(落胆した顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/142.gif)
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0