タルト・トロペジエンヌ [コート・ダジュール地方]
日曜日恒例の週末旅は以前の番組の再放送だったのでお休みです。
さて、WHOの国別感染報告によると昨日の感染者数は、ロシア5811人、英国769人、スペイン2615人、イタリア306人、ドイツ813人、フランス835人、オーストラリア410人、日本が927人、中国が139人(ずっと二桁だったのが三桁に)。ついでにアメリカが69641人(人口が多いとは言えこの数字は異常に高い)、ブラジルが67860人となっていた。
スペインの感染者が増加しているため、フランス政府はカタルーニャ地域には行かないようにとのお達しを出した模様。
オーストラリアも少々増加。日本もPCR検査を徹底させるとこれだけの人数が出てくるのかと改めてコヴィッド19の怖さを思い知らされる。無症状の感染者をできるだけ多く見つけ出して隔離する必要があるということか・・・。
それはともかく、本日は地中海のリゾート地サン・トロペの甘いお菓子のお話です。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ふわふわのブリオッシュにトロトロのクリーム。これがそのお菓子タルト・トロペジエンヌ。
「サン・トロペのシンボルですよ」と女性。
「ここに来たら必ずこのタルトを食べます」と別の女性。
1955年生まれのこのお菓子、65年間その名をほしいままにしてきました。
こちらはカフェのテラス。このタルトを食べるのは初めてという日本人観光客に出会いました。幸せそうなお顔でしたねえ〜。
このお菓子の生みの親がこのお二人。ポーランドからの移民アレクサンドルさんと、サヴォワ地方の美容師アルベールさん。
1985年からはアルベールさんがレシピを保管しています。木製の金庫からでてきたのがそれ。
ということは、作り方を知っているのは限られた人だけということになります。
現在はアルベールさんのご子息サシャさんがこのタルトを作っています。
どうやらトロトロのクリームは、バタークリームとカスタードクリームを混ぜ合わせたもののよう。
夏季には2000個のタルト・トロペジェンヌが毎日この厨房で作られるそうです。一日だけで2000個!しかも手作り。
周りにはつぶつぶのお砂糖がまぶしてあって見るからに甘くて美味しそう。昨今の甘さ控えめのお菓子とは大違い。
このタルトの名付け親になったのが女優のブリジット・バルドー。
1965年、映画「素直な悪女」の撮影でこの地を訪れていた時、このお菓子をタルト・ドゥ・サン・トロペと呼んでいたそうです。
それをヒントに現在のタルト・トロペジェンヌという名前がつけられました。
これ一つでお昼ごはんになってしまいそうですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ちょっとセクシーポーズの写真を彼に送って家に来ないかと誘ってみたが、友人とオンラインでゲームをするから行けないと断られた。しばらくして、今度はオーブンから取り出したばかりの焼きたてのリンゴのタルトの写真を送ったら、10分もしないうちにやってきた」
VDM(Vie de Merde)より
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by yuichironyjp (2020-07-26 14:58)