列車の中ではマスク [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は、以前の番組の再放送だったのでお休みです。
８月とともに関東地方もやっと梅雨が開けた。晴れ間が出始めたので、なんとなく部屋の整理をしていたら、ついに断捨離へと発展。
使わない辞書やら不要な本を処分した。さらに、昔の旅行でとっておいたパンフレットなども処分。
辞書もパンフレットも大抵のものはネットで手に入る。どうしても必要なものだけ残してお別れした。これからは紙関係は手元に残さないことにする。
スッキリしたのは良いけれど、しらずしらずのうちに足腰＋腕の筋肉を使ったようで、明日あたりは筋肉痛にみまわれてそうな・・・。
それはさておきフランスでは今週末、バカンスに出発する人とバカンスから戻る人で道路は混雑しているようです。
混雑は道路だけではありません。このコロナ禍の中、列車もかなり席が埋まってます。
しかも8月1日からはマスクの着用が義務化。フランス人の皆さん、きちんと守れてるんでしょうか？
下記写真をクリックして番組をご覧ください。（フランスのTV局TF1で2020年8月1日に放送）
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今週末、列車を利用する人たちは100万人ほど。
パリ発モンペリエ行きの列車に乗り込む人たち。モンペリエまでは3時間半ほど。
「マスクの着用をお願いします。マスクの着用は、ぎ・む・です」と車内放送。
確か、マスクをしないと日本円で15,000円ほどの罰金を課せられます。そのせいか、全員がマスクを着用。
しかし、この状況で何時間もマスクをつけたままはかなりきついですねえ〜。
「時々こうやって空気を送り込んでるんですよ。マスクは目が細かいので空気がはいりにくいですからね」と男性。
この車両はどうやらエアコンがちょうど良いくらいに効いているらしく、なんとか耐えられそうです。
こちらはボーイスカウトの一団。アルデッシュでバカンスを過ごして帰るところらしい。
規則を守ることをしっかり言い聞かせていますが、団長さんは監視の目を緩めることはできません。
「無事に2週間のバカンスを終えて、各家庭に子どもたちを返す最後の大事な旅ですからね。ここで感染させるわけには行きません」
2時間ほどの我慢だそうです。
こちらは小さい子どもたちを連れたご家族。どうやらお孫さんらしい。お祖父さんもお祖母さんも休む時間はなさそうです。
お孫さんは全部で4人。こりゃちょっと大変ですね。
そして、こんなふうにギターを演奏しながら窮屈な時間をなんとか有意義にすごそうとするミュージシャンもいます。練習がてら各車両を回って演奏を披露しているとか。
7月31日付WHOの報告書によれば、フランスの新しい感染者は1193人。こんな数字なのに、なんだか皆さん、余裕に見えるのは気のせい？
＊＊＊＊＊＊＊ フランス人のつぶやき ＊＊＊＊＊＊＊
「今日、カヌーのガイドをしている。感染予防のために参加者にはマスクをしてくるように言っておいた。集合時間になると、全員が潜水用のゴーグルをつけた家族がやってきた」
VDM（Vie de Merde）より
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