バスクの力自慢 [バスク地方]
ネットのニュースを見ていたら、世田谷モデルとやらの感染対策計画が進行しているらしい。最近この手のなんちゃらモデルが大流行。
それはともかくとして、どんなモデルかというと、「誰でも いつでも 何度でも」PCR検査が受けられるような態勢を作ることで早期発見と治療を行い、感染を防止し経済活動を正常に戻すというものらしい。
なんだか期待しちゃうなあ〜。
基本は検査能力と速度の向上。5人分の検体を一つの試験管に放り込んで検査し陰性なら終了。陽性なら改めて一人ずつ検査するというような方式があるらしい。
確かに、検査数の一割にも満たない陽性者を見つけ出すのに一人ずつやっていたら時間も費用も無駄にかかる。ニューヨークではすでにこれが始まっているとか。
自分が陽性なのか陰性なのかはっきりさせたいが、条件付きの上に40000円近くも費用がかかるのではどうにもならない。
マスクをして口数は少なく、COCOAもインストール、外出から戻ったら念入りに手を洗い、ありとあらゆるものをウェットティッシュで吹きまくる。
一個人に出来ることと言ったらもうこれくらい。なにかうまい方法をみつけていただきたし。
それはさておき、本日はバスク地方のお話です。バスク地方には様々な伝統がありますが、その一つが力自慢。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年7月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
このブロック、175キロもあるそうです。2分以内に4回持ち上げなくてはいけません。神業としか思えません。
かつて大聖堂の建設に携わっていた男たちが、仕事の後でこうやって競い合って楽しんでいたそうです。
他には、金床の上げ下ろし、丸太切り、さらには俵飛ばしなど、ユニークなものばかり。
それぞれの職業からひょっこり生まれたゲームという感じですね。
俵飛ばしは単に投げ飛ばすだけじゃなくて、棒高跳びのように上のラインを超えてあちら側に投げなくてはいけません。
まかり間違えばギックリ腰になってしまいそうな・・・。
金床の上げ下ろしも大変です。重さってどのくらいあるんでしょう?上下に鐘をつくような要領で上げ下ろしするようです。
今年はコロナウィルス感染で、様々な催し物が中止となってしまいました。この運動会が予定通り開催され、観客の方々も楽しんでらっしゃるようです。
「少しずつですが、いろいろなものが再開されるのはいいことです」と女性。
「地元の暖かい雰囲気が感じられてとてもよかったです」と男性。
最後に登場したのは、一本の木に切れ目を入れながらてっぺんまであがるというゲーム。これは技術と体力の両方が必要ですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、昔ながらの良い伝統が消え去って行くのを実感した。何しろ、未来の義理の息子が娘に携帯メールで結婚を申し込んでいたから・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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