リヨンのアイスクリーム [フランスのグルメ]
生気が蒸発してしまいそうなくらいの猛暑続き。
エアコンの効いた部屋で仕事などしないで、ウクレレのハワイアンかスティールパンのカリブ音楽なんかをBGMにハンモックで昼寝でもしていたい・・・。
相変わらずジムのプールはコロナ禍とは思えないくらいの人数でにぎわっていた。
どうもプールの水が生ぬるい感じがしてならない。できればもう1℃か2℃下げて欲しい。
それはさておき、暑い時はやっぱり冷たいもののお話。

下記ウィンドウの[>]をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2020年8月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス第二の都市リヨン。
テロー広場やフルヴィエール大聖堂など、みどころはたくさんありますが、忘れてならないのが、この美味しそうなアイスクリームを作っているお店。
旧市街の石畳を歩いていると、そのお店Nardone Fabricantが見えてきました。
90年も前から続いているアイスクリームの専門店です。色んな味のアイスクリームが並んでいます。
「暑いから冷たいアイスクリームを食べたかったというわけじゃなくて、美味しいから食べてるんです」と女の子。
「美味しいと評判のお店だったから、いくつも通りを歩いて来てみたんです」と男性。
そこまでして来たのか・・・。リヨンに行った時に食べておけばよかったな。でも当時はそんなお店があるなんて知らなかった。
Nardone Fabricantは代々ナルドンヌ家が経営してきました。
2人の姉妹アルメルさんとベアトリスさん、ベアトリスさんの夫ジルベールさん、そして子どもたち。結束力が固い。
厨房でアイスクリームを作っているのはジルベールさん。曽祖父のお店を継いだ今の経営者です。
「市場の動向を見ながら、どんな味にするか決めることにしています」とジルベールさん。
バニラとチョコのアイスクリーム、美味しそう!
「お父さんはとっておきの作り方を教えてくれましたか?」と取材班。
「ええ、教えてくれましたよ。でも企業秘密です(笑)」と娘さん。
お店の歴史は1899年にさかのぼります。古いですね。ナルドンヌ家が父から息子や娘に引き継いできたアイスクリーム店です。
2人の姉妹は若い時に父親から仕事を教え込まれたそうです。
このお店では年間50,000リットルのアイスクリームが消費されるそうです。フランス全体では年間360,000リットルにもなります。
伝統の味を守ることも大切ですが、そこに新しい味を追加することも忘れてはいけません。
そこが人気の理由かもしれません。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、12歳になる娘がデザートを作ってくれた。バニラアイスクリームだ。それも、粉チーズのかかったアイスクリーム
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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