特等席 [その他の国]
外は暑くても部屋の中はエアコンが稼働しているから快適だ。
快適とはいえ、室温は27℃か28℃。夏だということに変わりはない。一日の仕事を終える頃には、水の中に飛び込みたくなってジムのプールへと足が向く。
シャワーにかかってプールに入ると・・・なんだかぬるい。冷たい水を想像してた分だけ失望の方が大きい。
さらに泳ぎ終わる頃にはお湯のようにも感じられる。もうちょっと水温下げられないもんだろうか?
それはさておき、ドイツのビーチにはちょっと贅沢なこんなものがあるそうです。

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Franc 2で2020年8月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはバルト海に面したビーチ。砂の上にバスタオルを引いてごろっとなっている人もいますが少数派。
ほとんどの人たちが、このゆりかごのような椅子に横たわって一日をすごすそうです。
「これだったら日陰で静にのんびりとすごせます。砂浜にはこれがちょうどいいんですよ」と女性。
このカップル、ぎりぎりですね。これ以上になると二人一緒はちょっと難しい・・・。
「すごく心地良いですよ。海の素晴らしい眺めも楽しむことができます」と男性。
この椅子、一日のレンタル料は1台につき12ユーロ(約1500円)。
その椅子を作っている工場の一つがこちら。従業員45人ほどの中小企業です。
「コロナ感染で外出禁止になってまもなく注文が殺到しました。いつもの4倍の売上です。最初はなぜこんなことになっているのかわからなかったのですが、結局、バカンスにでかけられないことが原因だと判明しました」と社長さん。
夏のビーチで使う椅子なのに、バカンスに行かないかないからというのも変ですね。
それにしてもすごい数の椅子。工場はフル稼働です。もともとは大量生産ではなく一台ずつ手作業で作られます。そのせいか、特注ものもあるそうです。
「こちらは窓付きです。そしてこの辺りは木製です」
世界に一つだけの椅子ってことですね。カバーの布もミシンで一つ一つ縫って行きます。
今年は海外には行かず自国のビーチで夏を過ごす人たちが多かったようで、ビーチはこの有様です。
とは言っても、ここで作られている椅子はビーチで使われるわけではありません。自分専用の特注椅子はご自宅のお庭で使われるそうです。
ちょっと贅沢なこの椅子、人によっては3,000ユーロかけてカスタマイズするそうです。
「これは気持ちいいねえ。のんびりできます」と男性。
こちらの椅子はパソコン用の小さなテーブルが取り付けられています。在宅勤務が増えたことで、このタイプが人気だそうです。
注文した椅子がいよいよ自宅に届けられることになりました。
「注文してから10週間待ちました。庭を広げたんで丁度いいスペースがあるんですよ。そこに起きます」と女性。
この椅子、なんかちょっと欲しくなります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人宅のパーティーに招待された。全員が椅子に座っているのに、私だけ立たされた。私が座ると椅子が壊れるそうだ」
VDM(Vie de Merde)より
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