夏のスープ [フランスのグルメ]
東京都の感染者数、ひところはずっとニュースのトップを飾っていたが、最近は200人を超えても3番手か4番手。
他に重要なニュースがあるということか?
ウィズコロナとは常にこれくらいの感染者が出続けながら、マスクをして手洗いをして普通に暮らしていくということなのか・・・。
わが家では、たぶんそうなんじゃないか?となっている。
さて、本日は南仏の夏のスープ ”スープ・オ・ピストゥ” のお話です。
味の決め手はピストゥ・ソース。どんなソースなんでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年9月2日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらのお宅では夕飯にスープ・オ・ピストゥを頂く予定ですが、朝から準備が始まっています。
「夏野菜を細かく刻まなくてはならないんです」と男性。
ズッキーニ、ニンジン、トマト、ジャガイモ、キヌサヤ、玉ねぎ等々、キヌサヤ以外は全部サイの目大に刻みます。
鍋に玉ねぎとベーコンを入れて炒めます。ベーコンは香り付け。
そこにインゲン豆と刻んだ野菜も加え、最後に水をいれてとろ火で数時間煮込みます。
そして、こんなふうにお玉が立つくらいになったら煮込み完了。
次はピストゥ・ソースを作ります。
バジルとニンニクを乳鉢でつぶします。それにしてもニンニクの数がすごい。暑い夏にはスタミナが付いていいのかも。
ここにオリーブ油を少しずつ入れながらまぜていきます。映像には松の実が写ってましたが、おそらく松の実を入れたんじゃないかな。
ソースができたらスープに加えます。これでスープ・オ・ピストゥの出来上がり。
さあ、お庭でいただきましょう。ご近所の方々がお待ちです。
南仏では代々おばあちゃんから受け継がれてきたスープ。ゆえに各家庭で味付けも様々。
「母が作ってくれたスープが一番だけど、その次にこのスープが美味しいわね」と女性。
「私の妻も作りますよ」と男性。
「最高だね。みんなと一緒ですからさらに美味しいよ」と別の男性。
ピストゥソース、みんなで回しながら加えてました。
こうなると自分でも作って食べたくなってきますねえ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、コロナ禍で外出自粛中に足を捻挫した。スープを温めるために長椅子から起き上がってきただけなのに」
VDM(Vie de Merde)より
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