シャブリのビール [ブルゴーニュ地方]
最近、夜の9時くらいから睡魔に襲われ四苦八苦。寝るには早すぎるけどやたら眠たい。
朝は朝で6時前に目が覚める。高齢者になったからか?でもそこまでの高齢じゃない気がする。
色々考えると、やはり在宅勤務の影響ではなかろうか?どう考えても体内時計がちょっとばかりおかしくなっている。
そんなわけで、朝、涼しいうちに近くの公園を一回りしてから仕事にとりかかることにした。昨日の朝は、幸いなことに時折涼しい風が吹いて熱中症になりそうな天気ではなかった。しかも、ジョギングする人の数が少ない。
これからは出勤するつもりで公園を一周りしてから仕事を始めることにしよう!
それはさておき、白ワインの一大産地シャブリに、ビールの醸造所が次々に開業しているとか。
ワインとビールの共存???
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年8月3日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
グラスに注がれているのは白ワイン。そしてもう一つ注がれているのがビール。
数年前から、白ワインで名高いシャブリにビールの醸造所がきキノコのようにあちこちにでき始めました。
こちらの蔵を訪ねると、タンクに入っているのはワインかと思いきや水。
一方、こちらは900年も前にお坊さんが始めたというブドウ畑が広がっています。あの白ワインはこのブドウから生まれます。
こちらは先祖代々一族に引き継がれてきたブドウ畑。現在は6代目。
「素晴らしいブドウ畑が広がっています。太陽の日差しが全体にまんべんなく降り注いでいるんです」
「ここでは6億5千万年前の貝殻がみつかっています。ミネラルたっぷりの白ワインが生まれる地質なんです」
お二人とも白ワインには並々ならぬ思い入れがあるようです。
そんなブドウ畑から数キロのところに、ホップ畑が現れました。
「この辺りではホップ畑はめずらしいですよ」とブリュノーさん。
ブリュノーさんは12年前に父親から農場を引き継ぎました。大のビール好き。スーパーのビールに失望し、自分でホップを栽培しビールを作ることにしたのです。
「現在40株ほどを栽培していますが、大量の水が必要でビールの醸造は簡単ではありません」
夏の終り、ワイン農家はブドウの収穫とワインの仕込みの真っ最中。そんな中、ビール醸造所ではせっせとビールが作られています。製造から瓶詰めまですべてをここで行います。
「水、麦、ホップで出来たムストをこちらのタンクに移して発酵させます。白ワインの産地にふさわしいビールに仕上げるつもりなんです」とヴィアンネさん。
はあ、そういうことですか。
ヴィアンネさんと従兄弟のアレクシーさんは、こんなところでビールを熟成させていました。
ここはアレクシーさんのお祖父さんが使っていた17世紀のワイン蔵。ビールは樽に入れられていました。
シャブリの長い歴史をビールにも活かそうという試みのようです。
シャブリに行ったら、白ワインとビールの両方を堪能することができそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、お隣さんちでお食事前の飲み会。夫がロゼワインをすすめるのでそんなものは飲まないと言ったら、代わりにビールを持ってきてくれたので飲むことにした。夫が言った。『なんだか紳士みたいだね』女はロゼやグレープフルーツジュースばかり飲むと思われてるわ」
VDM(Vie de Merde)より
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