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30ユーロで晩ご飯111 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回チャレンジしてくれるのは、ノルマンディー地方カーンで人気のレストランのシェフ、オリヴィエさん。

 季節がらジャム使った料理を披露してくれるようです。ではスタート!

Paris_Caen-2.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年9月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20200921.jpg

 いつものようにチャレンジャーとは市場の前で待ち合わせ。

 それにしても古そうな市場。なんと15世紀に作られた市場だそうです。木造の天井が歴史を感じさせます。

 シェフにはすでに30ユーロを渡してあるようで、早速、加工肉のお店で材料を仕入れます。

 買ったのはブダン・ノワール。豚の血と脂肪を詰めたソーセージです。300グラムで5ユーロ。残りは25ユーロ。

 「このソーセージに赤いビーツを付け合わせにします。色で統一します」とシェフ。

 「ブラックベリーのジャムも使ってメイン料理になるわけですね」とリポーター。

 次は、市場の外にあるお店に向かいます。こちらはジャム専門のお店。野生のブラックベリーのジャムを入手。さらにりんごのジュレも購入。りんごのジュレにはカルバドスが入っているらしい。合計で7.50ユーローで残りは17.50ユーロ。

 次は八百屋さんへ。ビーツ、ニンジン、メロン、オレンジ、りんご、そしてプルーンを購入。

 「このプルーン、甘みと酸味のバランスがとてもいいです」とシェフ。

 プルーンはデザートに使うそうです。野菜と果物で合計10ユーロ、残りは7.50ユーロ。

 まだまだ買い物は続きます。今度は魚屋さんにやってきました。

 「まだシーズン中なので安くて美味しいサバが食べられますよ」とシェフ。

 そんなわけでサバを購入。これが4.40ユーロで残りは3.10ユーロ。サバの料理には杏と洋梨のジャムをあわせます。

 手元にはまだ3.10ユーロも残ってます。先程のジャム屋さんで生のブラックベリーをひとパック購入しました。これが2ユーロで、最後に1.10ユーロが残って予算内で収まりました。

 では厨房で調理の開始。

 まずはサバを使った前菜から。

 サバはフィレをフライパンで焼きます。メロンはスライサーで千切りに、ニンジンは薄くスライス。バターと杏のジャムで作ったソースであえたらできあがり。尺が足りなくなったのか、作り方の説明の省略がものすごい!

 次はメイン料理。

 ブダンは一口大の輪切りにしたら、ビーツと一緒にフライパンで炒めます。ビネグレットソースにブラックベリーをたっぷり入れて混ぜ合わせます。そして、こんな具合に盛り付けたらできあがり。

 最後はプルーンを使ったデザート。

 ブルーンは皮を向いて半分に切り種をとり除きお皿に並べます。また、さいの目に切ったりんごも用意します。鍋でプルーンとりんごのスープを作ったら、りんごのジュレを加えます。

 「ジュレには果汁が濃縮されているんです」そう言って味見をする2人。

 プルーンの上にりんごをのぜ、最後にスープを加えたら出来上がり。

 どの料理にもジャムが使われていましたが、どんなお味になっているのか木になりますねえ〜。



******* フランス人のつぶやき *******


「今日、過呼吸で救急車で運ばれた。原因は、自分で閉めたジャムの蓋がなかなか開けられなかったから[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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