ロト・ポポ [トピックニュース]
今日から10月。
夏にお別れしようと部屋の中を秋仕様に変更した。とは言っても服装はまだ夏仕様。室内の気温がもう少し下がるまでは半袖は手放せない。
今年の夏はコロナ禍で一度も袖を通さなかった夏服が半数以上ある。来年はどうなることやら。
さて、本日の話題はタイトルの通り、ロト・ポポ。
いったいなんだ、これは?
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年9月29日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
豚のゾラちゃん。ポニーのソレイユくん。さらに牛、ロバ、ヒツジ、ヤギ、うさぎ、七面鳥、ガチョウ。
6匹と3羽の家畜が次々と入場してきました。
ここはトレーズ=ヴァン村に作られたロト会場。
何のためにロトが行われるかと言えば、こちらのお城の修復費用を集めるため。
「かなり痛みが激しいんです。天井が剥がれ落ち、レンガも落下しました」
このままでは廃墟になりかねません。修復を急がなくてはなりません。
そのための資金集めにロトが開催されることになりました。
牧場に作られた巨大なロトカードの上を家畜たちがウロウロし始めました。参加者は本物のロトカードを手に様子を見守ります。
賞品は15,000ユーロ相当の車!
どうやら家畜別に予想するようです。
「七面鳥は22番、ヒツジは8番、豚は12番・・・」
コートの中では家畜がのんびり動き回っています。
「なんだって、どうなってるって?13か。残念、はずれだ!絶望的だよ(大笑)」
それにしても一体何を予想しているのやら。
緑のちりとりのようなものを手に、審判がなにやら記録をとっています。
「このマスにはヤギの糞が33個ありましたから、ここが当たりです」
ポポ(popo)とはフランス語で ”うんち” のこと。つまりは、どのマスにどの家畜が一番たくさんうんちをするかを予想するわけです。
現地だけでなく、ネット上でもロトが販売され、3時間ほどで当選者が決まったようです。
その結果、約10,000ユーロの資金が集まったとか。おかげでお城の修復工事が始められるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、生産的に過ごすことに決めた。庭の手入れや日曜大工に励み、釣りもした。それにお隣さんたちを手伝ってあげたりもした。なんて充実した日々。しかし、残念ながら、これはすべて動物の森での出来事」
VDM(Vie de Merde)より
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