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フランスの美しい広場1 [アルザス地方]

 月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったのでお休みです。

 コロナ感染拡大が続くフランス。ニュースの半分はコロナの話題。

 先月の24日には一日の感染者がなんと17,000人にも及ぶ勢い。それに比べたら日本はまだまし。平均で一日500人にも満たず。フランスの広がり具合には驚かされる。

 そんな中で、少し癒やされる番組をやっていたので紹介することにしました。

 今日から4回のシリーズで、フランスに数ある美しい場所に中から4つだけ選んで訪ねてみましょう。

 第一回目の今日は、アルザス地方の小さな村エギサイム(Eguisheim)の広場です。

Paris_Eguisheim.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年9月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201005.jpg

 窓を開けると正面に見えるのがサン=レオン城広場(Place de Château Saint-Léon)。

 この絶好のロケーションにあるのがフィリップさんの経営するホテル。

 毎朝こうして広場を眺めるのがフィリップさんの日課になっているそうです。

 「ここは人々が集まる村の中心です。お城にはコウノトリが巣を作っていますし、アルザス地方でも最大の噴水があります」

 一方、こちらはレストラン。おもちゃ屋さんを改造して作ったお店だけあって、古い鳩時計が残っています。ドイツで作られたものらしい。

 このお店の人気メニューがこれ。ピッツァのような生地に玉ねぎ、ベーコン、チーズをのせてオーブンで焼いたタルトの一種。ビールに合いそう!

 「子供の頃からここで暮らしてますから馴染みの場所ですよ。朝はここで広場を眺めながらコーヒーを飲んでます」とレストランのオーナーのジャン・フィリップさん。

 噴水の水を汲んで鉢植えに水やりです。まるで自分のお庭みたいですね。

 村の人口は1,800人ほどですが、年間80万人もの観光客がやってくるそうです。

 マドレーヌさんはもう引退しましたが、かつては村のガイドをしていました。

 「ここいらはワインの産地なので農家の人たちがここで働いてるんです。広場では様々な催し物も開催されます。ここには村の歴史が全部残っているんです。私の義理の母は60年以上もこの噴水の水の音を聞きながら暮らしてましたよ」

 どうやら空のペットボトルで噴水の水を汲み、それを棒の先にくっつけて高いところにある鉢植えに水をやっているようです。誰が発明したのやら・・・。観光客が写真に撮っていたとか。

 村のグルメはタルトだけではありません。このクグロフも人気です。先祖代々受け継がれてきた方法で作られたこの店のクグロフは絶品だそうです。

 そしてこちらはレンタサイクルのお店。

 「子供の頃はあまり村の歴史など知らずに育ちました。この広場は遊び場だったんです。噴水で泳いだりもしました。当時は、水泳禁止なんて立て札はありませんでしたからね」とマキシムさん。

 そして、もちろん地元のワインを試飲できる場所もあります。しかも建物には長い歴史が刻まれています。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******


「今日、家の中でさわやかな水の音が聞こえるように小さな噴水を買ってきた。その音は、トイレのタンクに水がたまる時の音とそっくりだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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