アーモンドの収穫2020 [プロヴァンス地方]
どんどん寒くなって、やっとまともな服装になれるからいいけど、お天気がこれではどうにもならん!
しかもコロナ感染で不景気な話題ばかり。
欧州では年末のクリスマス市を中止にする地域が出てきたようだし、なんだかつまらない年末になりそうな・・・。
コロナも治療薬がみつかればここまで面倒なことにならないですむのだが、そう簡単にはみつかりそうもない。
研究者の皆さんの頑張りに期待するのみ。
さて、どんどん秋が深まってきますが、秋といえば収穫。今日は、アーモンドの収穫の様子を見てみましょう。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはプロヴァンス地方のアーモンドの産地ヴァランソル(Valensole)。
アーモンドの木の並ぶ農家を訪ねました。どの木も樹齢は20年ほど。いっぱい実をつけています。
アーモンドの実ってこんな形なんですね。生産者のアルベールさんがもぎたての実を見せてくれます。
「こうやってかじるのはあまりお勧めしませんが(笑)、ほら、中から出てきましたよ。きれいでしょう?」
収穫はこのトラクターで行います。トラクターと言ってもアーモンドの収穫専用のトラクター。
「まず木に近づいて・・・幕を開いて木を囲みます。囲んだら、木を小刻みに振動させます」とセヴェランさん。
わあ、一度に一杯落ちてきた!いちいち拾う必要もないから楽ですねえ〜。
こちらの農場では今年45トンほどを収穫する見通しだそうです。
収穫された実は、二週間ほどこのようにして自然乾燥させます。乾燥したら殻を割って実を取り出し、選別されます。
選別は人の手で行われるようです。この速さで選別とは大変ですね。
「殻や砕けたかけらなど見逃さないようにしています。これはとっても細かな作業なんですよ」と女性。
この農場では、アーモンドの加工品を作ってお店で販売しています。
そう言えばアーモンドオイルなんてありますね。手の乾燥を防ぐのにちょうどいいそうです。
アーモンドはプロヴァンス地方で昔から栽培されてきました。キロ当たり19ユーロで売られているそうです。
マグネシウム、カルシウム、食物繊維が豊富で健康に良い食べ物。炒ってそのまま食べても美味しいし、お菓子にしても美味しい。
「かりかりっと食べられるのがいいんですよ」と女性。
プロヴァンス地方の伝統で知られるクリスマスの13のデザート。その中の1つヌガーに使われているのもアーモンドです。
観ているうちに無性に食べたくなってきた!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、8歳になるわが息子が、デザートの追加について交渉し始めた。『僕は、宿題をするのにパパがくれた10ユーロを出しても良いと思ってるんだよ』」
VDM(Vie de Merde)より
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