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ヴァール県の料理2 [フランスのグルメ]

 さすがにこの季節になるとプールはガラガラ。30分間、ワンレーンを1人で泳ぎきった。

 昨日は冷たい雨のせいか、風呂場にも人影はなし。入るときも出るときも1人。ちょっとめずらしい。

 それはともかくとして、今週はプロヴァンス地方ヴァール県の料理をシリーズで紹介しています。

 二回目は、丘の上に階段状にできた小さな町ファイアンス(Fayence)にあるレストランのシェフがプロヴァンスの郷土料理スープ・オ・ピストゥを作ってくれます。

 これまで何回も登場したこのスープ。もうどんなスープか知ってるよ、となりそうですが、このスープ、家の数だけレシピがあると言います。

 シェフのスープはどんなスープ?

Paris_Var.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月13日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201020.jpg

 海から少し奥まったところにあるファイアンス。プロヴァンスらしい町ですね。シーズン中は観光客でにぎわいますが、今はいつもの町の生活が戻ってきました。

 こちらがシェフのジャンさんのお店Le France Restaurant。常連さんがたくさん来ているようです。

 ジャンさんは隣の町からここに家族で移ってきて15年ほどになります。

 アーチ型の橋を渡って、これから野菜農家へ向かいます。

 「若い夫婦がオーガニックの野菜を作ってるんです」とシェフ。

 こちらがその農場。

 「昔の菜園の味を再現するのが目標です。この味、おじいちゃんが畑で作ってた野菜の味だ!なんてね」と農場の方。

 野菜を手に入れたらレストランの厨房で調理の開始!

 ネギ、サヤインゲン、トマト等々の野菜を切ります。

 鍋に油を引いて、刻んだネギとニンニクを炒めたら水を加えます。そこにハムの塊、インゲン豆、ジャガイモ、トマトの順に加えます。この順番が大事だそうです。

 お鍋がグツグツ言っている間に、ピストゥーソースを作ります。ベースになるのは、バジル、ニンニク、トマト。これをミキサーにかけながらオリーブ油を加えます。これでソースの出来上がり。

 ちょうどいい具合に煮込んだ鍋に、サヤインゲンとパスタを投入。

 えっ、パスタを入れるというのは初めて聞いた!パスタに味が染み込んでおいしいそうです。

 パスタの後に刻んだズッキーニをいれたら、最後に先ほど作ったピストゥーソースを加えよく混ぜます。仕上げにパルメザンチーズをおろしてふりかけます。

 確かに、この鍋料理、家の数だけレシピがあるというのは嘘ではなさそう。

 「このスープは味の宝庫みたいなものです。ピストゥーソースが効いてとても美味しいです」と男性。

 「このバジルの香りがいいわねえ。これぞプロヴァンスの味よ」と女性。

 さあ、最後はデザートで締め。ガナッシュのサブレとフルーツ添え、焼きイチジクとフィナンシエ、リンゴのタルトでした。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、コロナで巣篭もり中に、生まれて初めて捻挫した。スープを温めようとして長椅子から起き上がったとたん捻挫・・・[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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