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苦渋の選択 [トピックニュース]

 ストラスブールのクリスマス市、今年は屋台無しで開催されることになったようだ。

 クレベール広場の大きなツリーや商店街のデコレーションは通常通り。さらにアーティストによる街頭パフォーマンスなども通常通り。

 ただ、あの大聖堂の前の広場に並ぶ屋台はない。

 メインのお店がでないとなると、それはもう市ではないですねえ〜。残念。

 この時期に感染拡大だもんなあ〜、これもやむなしか・・・。

 少なくともフランスは、これまでに体験したことのない冬になってしまいそうです。

Paris_Ribeauville.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201023.jpg

 ここはアルザス地方の小さな町リボヴィレ(Ribeauvillé)。今年のクリスマス市は中世を思わせる、こんな屋台がならぶことになっていました。

 しかし、今年はその屋台を見ることはできません。市の開催が中止となってしまったからです。

 このままお蔵入り?それはなさそうです。こちらのアトリエでは来年の開催に向けて作業を続けているそうです。

 「皆で一生懸命考えたプロジェクトですから実現させたいんです」と責任者の方。

 町が10万ユーロの予算を組んで進められてきた一大イベントでしたが、参加者は中止という町の決定を受け入れました。

 「今のこの状況ですから、一番いい方法を取るべきです」と女性。

 いつものクリスマス市は毎年こんな感じでにぎやかになります。ホットワインを飲んだり、お菓子を食べながら屋台を見て回ったり。

 マリーさんは陶磁器を作って販売していますが、市の中止で大幅な収入減になるそうです。

 「きびしいですね。春の外出禁止期間中にすでに売上は落ちてしまいました。例年、クリスマス市の売上は年間の30%から40%になるんですが、それがなくなってしまいます」

 これはちょっと気の毒。

 リボヴィレのクリスマス市には毎年12万人が訪れるそうです。昔の風情を残す小さな通り。魅力的ですが、コロナ禍に大勢の人がここにやってくるとなると密になりますねえ〜。

 「町のクリスマスは自由に誰でもどこにでも行けるというのがコンセプトになっているのですが、それ自体が感染リスクを高めてしまいます」と町役場の方。

 アルザス地方はクリスマス市でにぎわう町や村があちことにあります。この数日の間に市を開催するのが中止するのか決めることになるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、自宅待機10日目にしてPRC検査で陰性が確認された。やった、復帰できるぞ!その直後、職場の同僚から電話があり、検査で陽性。ああ、自宅待機に逆戻り」

VDM(Vie de Merde)より


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