クリスマスケーキ [フランスのお菓子]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休み。なにしろ、イスラミストに殺害された教師の追悼集会の話題で番組枠が消えてしまった。
こういう時は個人主義のフランス人も一致団結だなあとつくづく思う。
さて、やっと秋の長雨が終わって晴天が続く。季節の変わり目で洗濯物や布団やらを干しまくりだ。
止まっていたエアコンを開けたらフィルターに埃が一杯。しまった!夏は一度もフィルター掃除をやってなかったんだっけ。それにしても冷房はちゃんと効いてたけどなあ。不思議。
しかし、今となってはあの猛暑も遠い過去。今は秋真っ只中。さらに、何やかや言ってクリスマスまであと2ヶ月。
イベントの中止や縮小はあってもクリスマスはやってくる。そしてこのケーキもやってくる。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
これがフランスのクリスマスケーキのビュッシュ・ドゥ・ノエル???
雪の中のシロギツネ。ふわふわしてかわいい〜。
「長い時間をかけて、あれこれ考えて、これが出来上がったんです」とパティシエのイヤンさん。
構想はすでに夏前から始まっていました。
「一年で一番大切な時に食べられるケーキです。家族や友人など皆さんに楽しんでもらえるようにしたいんです」
こんな感じのケーキも計画されていたようです。でもなんだかちょっとリアルすぎるような・・・。
デザインを決めるのと同時に、材料も合わせて吟味します。
「いろいろなものを試してみて組み合わせの一番良いものをみつけるんです」
こうしてサンプルが出来上がりました。どれも同じものに見えますが、それぞれ中味が違っているようです。
試食の結果、このトロッとしたケーキに決まったようです。
もちろん、お店に並ぶのはこの形のままではありません。クリスマスケーキは見た目も大事。ここにデザインが加わります。
専用のシリコンの型に流し込み丁寧に形を作っていきます。
こうして出来上がったのが、雪の中のシロギツネ。
ナイフを入れると、フォンダンショコラみたいにキャラメルソースがとろ〜り。美味しそうですねえ。
お値段は、90ユーロ!さすがにちょっと高いですねえ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人たちがケーキとプレゼントで誕生日を祝ってくれた。とは言っても、それはビデオゲームの中でのこと。現実だったらなあ〜」
VDM(Vie de Merde)より
わ!このケーキ、可愛すぎでやす〜
余計な色が使われてないとこがまたいいでやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2020-10-25 17:43)
ぼんぼちぼちぼちさん
本当に声をかけたくなるくらい可愛いですねえ〜。シンプルで雰囲気があってクリスマスケーキの新しい体験ってかんじです。
by carotte (2020-11-01 14:38)