週末はケープコッドで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回は、アメリカの大統領選間近ということで、アメリカに飛びます。旅するのは、あのアメリカ大統領と縁の深いケープコッド。
パリからは空路で12時間!とても週末だけではいけそうもないですが・・・、とりあえず出発です!

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年10月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
多くの観光客が訪れるリゾート地ケープコッド。
半島のハイアニス・ポートにはケネディー家の広い敷地の中に白いヴィラが3つ立っています。1929年にJFKの父親が購入したもので、その中の1つがJFKのヴィラだそうです(青印)。
大統領としての激務の合間にこうして家族で休暇を楽しんでいたとか。
1992年には、JFK専用の博物館が開設されました(緑印)。毎年6万人の見学社が訪れるといいます。
この写真は、1960年の大統領選でJFKが勝利し、兄弟や親戚がヴィラに集まった時に撮影されたもの。その他に家族とともにリラックスした時間をすごす映像も展示されています。
「ケネディは金曜日の夜にホワイトハウスに到着しました。大統領としての重責を前に緊張していたかもしれません」と博物館の方。
ケープコッドには16000ヘクタールの森と海とビーチがあり、鉄筋コンクリートのビルとは縁のない自然に恵まれた地域です。
それにしてもこの映像からはコロナ感染の拡大しているアメリカとは思えません。でも、博物館では見学者の家族がマスクしてました。対策をしている人としていない人がいるんだろうか???
それはさておき、1934年からずっと変わらない店舗で営業を続けているのがアイスクリーム店Four Seas。JFKはここのバニラとモモのアイスクリームがお気に入りだったとか。
「サングラスを頭にかけたジャッキー・ケネディがリムジンでやってきてはウィンドウを下げてアイスクリームを買っていったそうです」と店員。
さて、ヨーロッパから初めて船で人がこの半島にやってきたのは1524年のことでした。船はこの半島には欠かせません。
次は、船に乗って南西部にあるマーサズ・ビンヤード島に行ってみましょう(赤印)。人口は15万人ほどですが、夏になると100万人に膨れ上がるそうです。
ご覧の通りヴィクトリア朝のコテージがカラフルなペンキに彩られています。観光客にとっては格好の被写体。
「ここの家は先祖から代々継承されてきたものばかりで、売りに出されるってことはないんです」と住民。
売りに出されているのはこの手の豪華なヴィラ。クリントンさんやオバマさんがヴィラをご購入になったらしい。
さて、島のグルメと言えば海の幸。クラブケーキ、ムール貝、それに魚介類のフライ。リポーターさんが食べているのはロブスター。おいしそう!
お店のオーナーの話では、オバマさんもこのお店にやってきたことがあるらしい。その証拠がこの写真。
次はちょっぴり怖い場所に行ってみましょう。
そこは、ビーチ。ただのビーチではありません。あのジョーズが登場するビーチです。
「よく平気で泳げますね」とリポーターさん。
「ええ、だってここにはサメはきませんから」と女性。
「昨日、その映画を観たけど、そのせいで泳がないってわけじゃないよ(笑)」と男性。
どうやらここにジョーズが現れるのではなく、映画のロケ地だったようです。
さて、そろそろケープコッドに戻りましょう。
ケープコッドには14台もの灯台があり、そのうちの4つがホテルとして開業しているそうです。その中の1つがLighthouse Inn(黄色印)。元灯台だけあって最高のオーシャンビュー。
「岬の沖はとても危険な海域で難破が相次ぎ、結局、海路を変更したため灯台は御用済みとなってしまいました」とオーナー。
この沖にはクジラがやってくることで知られています。ホエールウォッチングはケープコッドの主なアトラクションの1つになっているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、大統領が二回目の外出禁止を宣言した。僕たち家族が住む村は僻地。外界から遠く離れた村の自宅で巣ごもりすることになった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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