30ユーロで晩ご飯116 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、パリ2区にあるレストランFIEFの若きシェフ、ヴィクトールさん。地元の食材にこだわった料理を作ってくれるそうです。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ヴィクトールさんとは市場で待ち合わせ。
地元の食材って、パリで収穫されたものってこと?いやいや、パリ郊外も含めたイル・ドゥ・フランス地域のことをさしているらしい。それなら大丈夫そうですね。
では、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは八百屋さんへ。ネギ、ほうれん草、カブ、カリフラワー、ミント、芥子菜の葉を購入。合計で12.30ユーロで残りは17.70ユーロ。
それにしても芥子菜の葉ってどんな味なんでしょう?気になるなあ〜。
次はメイン料理の食材をお求めてお肉屋さんへ。豚の肩肉を購入。これが8.30ユーロで、残りが9.40ユーロ。
あとはデザートの材料を調達。デザートはイル・ドゥ・フロタント。クレームアングレーズにメレンゲを浮かべた、あのデザート。
乳製品のお店で、牛乳と玉子を購入。これが3.80ユーロで、残りは5.60ユーロ。
最後にこちらのお店でプルーンとベビーキウイを購入。これが4.39ユーロ。残ったのは1.21ユーロでセーフ。
ではお店の厨房で調理の開始!
まずは前菜から。
ネギを縦半分に切ります。緑の部分は切って捨てるところですが、シェフはこれをソースに使います。どうも溶かしバターに混ぜているようです。半分に切ったネギは鉄板で焼きます。ソース、ほうれん草、芥子菜の葉と一緒にお皿に盛り付け、最後に半分に切ったベビーキウイを添えて出来上がり。
次はメインのローストポーク。
分厚い肩肉をフライパンで焼きます。途中からニンニクやハーブを加えてバターで更に焼き上げます。付け合せはカブとプルーン。火を通すととろりとして美味しいそうです。お肉を4等分して付け合せと一緒に盛り付けたらできあがり。
最後はデザート。
玉子の白身でメレンゲを作り、黄身と牛乳でクレームアングレーズを作ります。普通のドロっとしたクレームアングレーズよりはさらさらに仕上げます。入っていたハーブはミント?
メレンゲは茹でてからクレームアングレーズの上に浮かべ、なんとすりおろしたカリフラワーをトッピング。とろっとした食感とカリッとした食感が同時に楽しめるそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、カルボナーラを作るはずが、生クリームとクレームアングレーズを混同してしまい、恐ろしいものが出来てしまった」
VDM(Vie de Merde)より
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