モナコへと向かう人たち [トピックニュース]
大勢で集まって会食すると感染拡大につながるから控えるということは、無症状の感染者も会食を控えて外にでないことになる。そして、下火になった頃にその人達が外出し始めて、また感染拡大が始まる。
なんだかこれの繰り返しになるような気がしてくる。いつまでたっても終わらないんじゃないのか?
結局、マスクを外して近距離で会話を長く続けると感染するというのがコロナウィルス。そうなると、会食はやっちゃいけないという話にしかならない。
飲食店を助けるためには、消毒やら人数制限やらの他に、何か逆転の発想みたいなものが必要な気がしてならない。
さて、外出制限の厳しいフランスでは、外出制限のないモナコに買い物や気晴らしに出かける人が増えているそうです。
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月17日に配信)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
今のフランスでは、レストランで食事を楽しむ自由はありませんが、ここモナコでは楽しめます。
こちらのテーブルで食事をしているのは仕事でモナコに通っているフランス人の方々。
「モナコには外出制限はありませんから、いつでもレストランで食事ができますし、お店もやっているので買い物も自由です」と女性。
「結局、社会的相互作用なんでしょうけど、週末は家の中に閉じ込められている分だけ、こうしているとほっとしますよ」と男性。
モナコのコロナ感染者数は総数で548人と少ないためか、再度の外出制限はしていません。もちろん感染防止対策をきちんととった上でのこと。
「各テーブルの間隔は1.5メートル空ける必要があります。6人を超える会食の場合は事前の予約が必要になります。営業時間も12時から15時、19時から21時30分までに制限されています」とお店の方。
国境を超えてモナコにやってくるフランス人の数は増え続けているそうです。フランスの厳しい制限を数時間だけ逃れて散策やショッピングを楽しんでいるとか。
「厳しいフランスから逃げてきました(笑)。気分転換にも必要ですから」と女性。
この人、わざわざマスクをはずしてしゃべってるみたいにみえる。本来はその逆じゃないのかな。
生活必需品に関連しないお店は営業できないため危機感を強めているフランスの商店に比べると、モナコはその逆。いつになく繁盛しているとか。
548人の感染者とは言え、そもそも人口が少ないから感染者も少ない。WHOのリポートによれば100万人のくくりになると13,887人になってしまいます。
ただ、人口が少ない分だけ対策は取り安いでしょうね。ちなみにモナコの人口は4万人足らず。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、週末に夫婦でかけることにした。息子に声をかけて家を出た瞬間、家の中で息子が叫ぶ声が聞こえた。『やったあ、自由だあ〜!』」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0