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週末はルクセンブルク大公国で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、フランス、ベルギー、ドイツと3つの国境に囲まれた小国ルクセンブルクを旅します。

 パリから空路なら1時間、高速列車なら2時間あまり。

 では出発!

Luxemboug_Lux.jpg


下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月14日に配信)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201122.jpg

 国名と同じ首都ルクセンブルク。ユーロ圏の国際金融センターを担うこの都市には様々な施設が密集していますが、一度ここを出ると、豊かな自然が広がっています。

 ここは首都から30キロほど北西に行ったところにある小さな村メルテルト(緑印)。ハイキングを楽しむ人たちや・・・結婚式の記念写真を撮影するひとたちまでいます。いや、どうも観光パンフレットの撮影のような・・・。いずれにしても美しい自然の風景が人々を魅了しています。

 「しずかで居心地がいいのでリラックスできます」と女性。

 ルクセンブルクでは外出制限が行われていません。そのため自由に国内を移動することができます。

 それにしてもすごい絶壁。高さは20メートルあるそうです。この地形からか、この地域はプチ・スイスと呼ばれているそうです。

 こちらは水車小屋。中世時代から粉挽きのためにずっと使われてきましたが、1960年にはその役割を終えてしまいました。今は観光客向けに時折こうして回されているそうです。また、こんな大きな洞窟もあります。

 さらに散策を続けていると、こんなお城に出会いました。見学のあとはリキュールのサービスもあります。

 次は車で首都に向かいます。紅葉が美しいですね。風景をながめながらのんびりドライブ。道の途中にはこんなお城や、あんなお城が待ち構えています。

 いよいよ首都にもどってきました。まず訪ねたのは大公宮(Palais Grand-Ducal)(青印)。大公の住まいです。

 「この宮殿の歴史は16〜17世紀にさかのぼります。当時は市庁舎として使われていました。1890年に公式に国家元首である大公の住まいとなりました」と関係者の方。

 国家元首とは言え政治には関与せず、もっぱら外交がその役割。豪華なレセプションルーム、そしてこちらは大公専用の応接間。外国からの賓客との会合はここで行われるそうです。

 この日、大公はお留守のようでしたが、そうでない時はこんなふうに国旗が掲げられるそうです。

 大公宮は首都の中心街にあります。この1キロメートルほどの地域に美術館や商店、そして飲食店が密集しています。欧州はマスクの装着が60%くらいいとどまっているとニュースで言っていました、確かにそんな感じ。もっとしたほうがいいんじゃないのかな・・・。

 それはともかくとして、こちらのレストランのスペシャリテはスープだそうですが、スープというよりヴルテですね。

 お腹が一杯になったら首都を散策してみましょう。なんと、ルクセンブルクではあらゆる公共交通機関は無料!金融の中心地だけあって豊かなのかな。

 その無料のトラムに乗ってやってきたのはこちらの建物。外に付けられたエレベーターで地上65メートルの展望台まで上がります(オレンジ印)。足元には17世紀につくられた古い塔が2つ見えていました。新しいものと古いものが同居する街。

 「高いところには都会の中心街があり、低い場所にはひなびた田舎の雰囲気があります」と男性。

 面白そうな街ですね。そしてチョコレートが美味しいことでも知られています。そのままチョコを食べるのかと思ったら、ミルクに溶かして飲んでいました。いろんなフレイバーが楽しめるようです。

 そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。そこはキノコの家。一階には小さな居間とお風呂があり、寝室は2階。この辺りは川が流れていて湿気があるせいかキノコの生育地なんだそうです。そこで宿もキノコの家となりました。一泊125ユーロ。

 翌朝は、フランスの国境に近い町エシュ=スュル=アルゼットを訪ねます(焦げ茶印)。ここは赤い土があることで知られています。土に大量の鉄分が含まれているのがその原因。そのため町は鉄鋼産業で栄えました。鉄を生成していたのがこちらの施設。1997年まで稼働していましたが、現在は博物館になっています(赤印)。

 周りには大学やレストランなどがあり、国境を超えてやってくるフランス人が徐々に増えているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、運転中の夫が、10時半に田舎の道で急に車を止めた。走行距離メーターが111,111kmを指していた。で、11時11分になるまでは動かさないという[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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