洋梨の栽培 [サントル・ロワール地方]
月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったのでお休みです。
さて今日は11月最後の日。東京も日増しに寒さが本格化してきた。こんな時に風邪など引いては面倒なことになってしまうので、気をつけなくては!
それはともかくとして、今日は果物の洋梨のお話。
フランスの梨は日本の梨とはまるで違う味と食感。冬に食べる果物として人気だそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
洋梨は低カロリーで食物繊維が豊富。
えっ、そうなのか・・・知らなかった。低カロリーはともかくとして食物繊維が豊富というのが気になる。
「ジューシーで口の中でとろけて、甘すぎないのがいいですね」と女性客。
確かに皮を向いている時からそんな感じの果物です。
しかし、この洋梨、栽培はそう簡単ではなく多くの技術が要求されます。さらに、実がなるまでに時間がかかるとか。
そのため、20年前には6,000軒あった農家も、今では半数の3,000軒まで減ってしまいました。
しかし、これに挑戦する若者が現れました。ジェロームさん、27歳。そもそもはリンゴ農家の御子息。
成功できるかどうかは五分五分ですが、あえて挑戦することにしました。
「最初の年はうまく行っても翌年も同じとは限りません。その辺りところをうまく調整しながらやっていきたいです」
挑戦するのには理由があります。現実に需要があり競争が激しくないからです。そのため、洋梨栽培に挑戦する若い農業従事者が増えているとか。
「フランスの洋梨の半分は輸入です。それなら自前にしてみたらどうかなと思ったんです」と別の挑戦者。
洋梨は木を植えてから実がなるまでに少なくとも6年かかります。リンゴの二倍です。
そんな中、新しい品種を作り出して洋梨市場を活性化させようとする動きもあります。こちらの品種は育ちが早く強いそうです。
「多くの品種が生まれれば市場に厚みが出ます」
傷みやすいというのが洋梨のもう一つの欠点。そのため、こちらの農家では、昔から伝わる方法で加工しています。
皮を向いたら、窯の中に5日間入れて乾燥させます。最後は乾燥した洋梨をつぶして平らにしたら出来上がり。これで長期保存ができます。
生でも乾燥でも、洋梨は様々なものに使われています。こちらの方は洋梨をタルトを作ってくれました。
とは言っても逆さま。洋梨のタルトタタンでした。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ダイエットに疲れて一時休止。カフェでチョコタルトを食べようとして落としそうになり、慌てて拾ったら肉離れを起こした。食べるな!という神のお告げか???」
VDM(Vie de Merde)より
昨夜、都下から帰宅。滞在の3日間は
好天気で、日中は暑さを感じるほどでした。
コロナが心配で、あちこち行きませんでしたが、
今は、コロナ菌が付いて帰ってきていないか
心配しております。
by t-toshi (2020-11-30 13:37)
t-toshiさん、こんばんは。
都にいらっしゃいましたか。毎日のように感染者500人超えとか言ってますが、人口の割合からすると1%にも満たず。身近に感染者出る確率はかなり低い気が・・・。とにかく早く下火になってほしいものです。
by carotte (2020-11-30 23:58)