週末はユールマラで [パリから週末旅]
日曜日は恒例の週末旅。
今回はラトビア共和国の保養地ユールマラを旅します。パリからは首都のリガまで飛行機で2時間45分。リガからユールマラまでには列車で20分ほど。
ユールマラって初めて聞く地名。どんなところなんでしょう?
とりあえず気になるのがコロナの感染状況。WHOのリポートを見てみたら、感染者の総数は16,561人、100万人中の感染者数は8,780人。総感染者数は日本の9分の1くらいだけど、100万人中となると日本の8倍くらいになる。
ま、とにかく行ってみましょう。出発!
下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
リガの空港から列車にゆられて20分。大きな川を横切りユールラマに到着しました。
1970年に建てられた近代的なデザインの駅舎は、美術館にもなっています(青印)。この日は日本人写真家、小島一郎の写真が展示されていました。
「駅舎は、旧ソ連時代の1970年に建てられました。地元の伝統的な建物とはあまりに違いすぎて、当時の市民には受け入れられませんでした」とガイドさん。
さて、まずはどこへいったらいいかと言えば、やっぱりビーチ。リゾート地ユールラマは ”ラトビアのサン・トロペ” と言われているとか。
こんな砂浜が長く続いています。夏は大勢の人たちで一杯ですが、今は冬。どことなくノルマンディの海の雰囲気。
体を温めるため、ガイドのアレクサンドラさんと一緒に街を散策してみましょう。木造の面白い家が並んでいます。
「この街の建物には様々な様式が取り入れられています。中でも多いのがアール・ヌーヴォーです」
これらのほとんどが19世紀半ばに作られたそうです。この中の400軒ほどが文化財として保護されています。
そんな個性的な家々の中こんなお屋敷がありました。ここはラトビアの有名な詩人Aspazijaさんの家でした。今はどうも記念館になっているようです。ここでちょっとだけラトビア語を習っておきましょう。
翌朝、日の出前に宿を出発。準備を済ませた頃に辺りが明るくなってきました。
何をするかと言えば、パドルボードで潟を散策します。料金は30ユーロ。
朝もやが作り出す幻想的な世界をさまよってみましょう。鏡のような湖面。朝日が登り始めました。絵画のような美しさ・・・。旅のハイライト!
次は、地元のグルメを求めて市場にやってきました。ユールラマは漁村でもあります。海の幸が豊富。
お店に行くと燻製にした魚を出してくれました。一つはニシン、もう一つは不明。2ユーロぽっきりで燻製の魚を3枚も購入できました。
さて、あちこち歩き回って疲れたので癒やしの場所へ行ってみましょう。ここは旧ソ連時代に作られたリバビリセンター。
案内されたお部屋は社会主義らしく飾り気がありませんが、小綺麗で衛生的。
ロビーにはこんな場所もあります。これは鉱泉?飲むとお肌にいいらしいのですが、かなりまずそう。良薬口に苦しですかねえ〜。
飲むのはこれくらにして、泥のお風呂に入ってみました。もう100年の前から続けられてきたケアだそうです。
最後にもう一度冬のビーチを眺めてから帰国することにしましょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、わが家には恐ろしい生き物が3つもいる。1ヶ月前にもらってきた猫2匹とその飼主、つまり4歳になるわが娘」
VDM(Vie de Merde)より
数年前、リガへ行ったことありますが、
印象に残っているシーンは浮かんできません(汗)
by t-toshi (2020-12-06 13:52)
t-toshiさん
あまり印象に残る場所がなかったのかもしれないですね。リガは週末旅で一度取り上げたことがあるのですが、どんな記事だったから私も思い出せず・・・^^;
by carotte (2020-12-07 13:45)