30ユーロで晩ご飯120 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回チャレンジしてくれるのは、ミシュランの星一つを獲得している女性シェフ、ノルウェンさん。お店はブルターニュにあります。
となると、食材は海の幸。年末には贅沢なごちそうとして人気があります。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月12日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
かごを持って現れたのがノルウェンさん。フランスで星を獲得している一番若いシェフだそうです。
早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
海の幸を使った料理は美味しそうですが、問題は費用。お値段がちょっと高めです。特に年末は値上がりします。
そこで思いついたのが生産者から直接調達すること。長靴を履いてやってきたのはカキの養殖場。
ここは100年も前から続いているそうです。カキにも年輪のようなものがあるらしい。そのカキを4つ購入。これが4ユーロで残りは26ユーロ。
次は魚市場にやってきました。色々並んでいますが、お財布と相談しながら選ばなくてはなりません。結局、コックという名の貝と帆立貝を購入。これが8.85ユーロで残りが17.15ユーロ。
さらにカニを購入。これが7.40ユーロで残りは9.75ユーロ。
予算の3分の2をすでに使ってしまったことになりますが、大丈夫かな?
最後は八百屋さんで必要な物を調達。オレンジ、ジャガイモ、ニンニク、玉ねぎ、エシャロット、ニンジン、カリフラワー、クレソンを購入。これが9.75ユーロで、残りはゼロ。
あっ、番組史上初のぴったり賞だ!
それはともかく、レストランの厨房で調理の開始。
まず、カニは茹でて身を取り出したら、ガラを鍋に入れ、野菜と一緒に牛乳で煮込みます。その時、白ワインを入れるのを忘れないようにしましょう。最後はこし器にかけてスープにします。これをカリフラワーとカニの身と一緒に盛り付けたら前菜のできあがり。
次はメイン料理。
貝もカキも沸騰したお湯にさっと通して湯がいたら、バターで低めの温度でじっくりと火を通したホタテと一緒にお皿にもりつけます。グリーンのソースはクレソンのソース。丸いのはジャガイモ。
最後はデザート。
カキの殻に、オレンジとゼラチンを混ぜたものをいれ冷やし固めたもの。
ブルターニュ地方の海の幸がほどよく味わえる料理になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、仮病で休んだら、レストランでぱったり上司に出くわした。その後どうなったかはご想像におまかせします・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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