ミモザ開花 [プロヴァンス地方]
感染体験者の話を聞けば聞くほど、自分も知らない間に感染して、知らない間に治ってたりするのかもと思ってしまう。
Go Toキャンペーンが始まったばかりの時だったが、用事を済ませた後に久しぶりに3人でランチを食べた。
入店時は検温をしてマスクはしたまま。しかし、水やら食べ物やらを口にするようになると、マスクははずしたままになった。
ちょっとまずいなと心で思っていても、周りの人たちも皆マスクをはずしているのを見ると、不思議なもので、マスクをしなくても平気なんだと思い始める。
幸い、あれからコロナらしき症状もないから感染しているとは思っていない。
個人的には緊急事態宣言が解除された時と生活はあまり変わっていない。わが家は自粛継続タイプの日本人に入る。でも、感染するリスクがあることを何もしてないかと言えば、そうではない。
だから感染は他人事ではない。本当にやっかいなウィルスが出てきてしまったと思う。ここらでなにやら奇跡が起きて、あっという間にいなくなってくれないものか・・・。
それはさておき、冬のコート・ダジュールをぱっと明るくしてくれる黄色い花と言えば、ミモザ。もう開花し始めたそうです。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
確かに咲いています。ミツバチまでやってきてる。
いつもなら年明けに伝えられるニュースですが、今年は早いですね。秋が暖かかったせいだそうです。
青い空に黄色の小さな太陽が一杯輝いています。タヌロンの丘に生育するミモザが一斉に開花し始めました。
こちらはミモザの栽培農家。
「天気が良いので花が咲き始めました。毎年のことですが、開花するとやっぱり幸せな気分になりますよ」と農家の方。
大きな布袋に沢山のミモザ。
「4世代に渡ってわが家が続けてきたミモザ栽培です。こうして収穫できることを誇りに思っています」
収穫された花は、この作用場に集められ、商品にするために一本一本丁寧に整えられます。
「傷んだ花は取り除きます。全部手作業ですよ」
なんだかもったいないくらいに取り除いてしまいますねえ〜。除外された花の運命はどうなるのやら・・・。
この農家では毎年20トンものミモザを収穫するそうです。ここできれいな花束にされてフランス各地はもちろんのこと、他の欧州諸国にも輸出されるそうです。
「ミモザは世界を明るくしてくれる幸せの花なんです。こんな時期だからこそ必要な花だと思います」
19世紀末、オーストラリアからフランスにやってきたこの花は、しっかりこの地に根付いたようです。
遠くには白い雪をかぶったアルプスの山々が見えていました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私の彼はいたずらがすぎる。私のオレンジジュースの中に、玉子の黄身を入れられた」
VDM(Vie de Merde)より
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