??ユーロで晩ご飯121 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいますというのがいつもの節約晩ご飯ですが、今回はクリスマスのスペシャル版。
ちょっと増額して予算は60ユーロ、人数も増やして6人分のフルメニューの食事を作ってもらいます。
例年のクリスマスなら大勢が集まって会食するところですが、コロナ禍では6人までと決められているのでこの人数。
チャレンジしてくれるのは、三ツ星レストランのオーナーシェフ、エマヌエル・ルノーさん。
では、スタート!
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはアルプスの麓にあるリゾート地。例年なら冬のバカンス客でにぎわっているところですが、今年はどんな具合になるのやら・・・。
そんなリゾート地にレストランを開業しているのがエマニュエルさん。三ツ星シェフということなので期待できそう。早速、60ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
なんだか雪と風で寒そう。でも、この辺りでは当たり前のお天気かも。
まずやってきたのはお肉屋さん。2キロあまりある大きめのホロホロ鳥を一羽購入。これが19.40ユーロで残りは40.60ユーロ。
次は八百屋さんへ。ニンジン、カブ、ジャガイモ、マッシュルーム、アンズタケ、リンゴ、洋梨、玉子を購入。これが合計で14ユーロ。残りは26.60ユーロ。
次はパン屋さんにやってきました。屋内なのであたたかそうです。ここで調達するのは、パン粉、パイ生地。合計で4.50ユーロ、残りは22.10ユーロ。パイ生地、あんな風に切り売りしてくれるんですね。
最後は、こちらのお店で、バター、牛乳、生クリームを購入。さらに、ブルベリージャムと栗も購入。これが全部で18.48ユーロ。
お買い物はこれで終了。手元には3.62ユーロが残りました。ではレストランの厨房で調理の開始。
まずはデザートから。
リンゴと洋梨を皮をむきます。ジャムを鍋にかけて煮詰めます。バターを溶かしたフライパンでリンゴと洋梨とブルーベリーを炒めます。ガラスの器の底に、ブルーベリーを入れ、ホイップした生クリームをしぼったら炒めた果物をのせ、さらに生クリームを絞ります。最後はブルーベリーソースとココアでトッピングしたら出来上がり。
次はメイン料理。
ホロホロ鳥はハーブと野菜と一緒に鍋で煮込みます。それにしてもハーブの量が半端じゃないですね。鍋が鳥の巣状態。鍋がグツグツ言い出したら蓋をしてヒーターから外し35分放置。こうしておくとお肉が柔らかく仕上がるそうです。
その間に前菜を作りましょう。
茹玉子を溶き卵に浸したらパン粉をまぶします。これを油で揚げ、酸味の効いたキノコのソースの上にのせ2つに切ったら出来上がり。
35分間放置しておいた鍋のスープを器に取り分けます。そしてパイ生地で蓋をしてオープンで焼きます。こんがり焼けたら出来上がり。このスープと一緒に食べるのが栗料理。どうやって作るのかは不明。映像に出てなかったですね。それともあの鍋と一緒に煮たのか・・・。
とにかく、お祝いに相応しい料理が出来ました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、他の玉子より倍以上も大きな玉子をみつけて、さぞかし生むのが大変だったろうと思った・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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