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Xmasの13のデザート [プロヴァンス地方]

 元総理と現総理のあまりのお粗末さに言葉もなし。

 とにかくコロナは尾身さんを信じて対策するしかないか・・・。

 ここらで、ラグビー日本代表の面々が登場して、「密は避けても心はワンチーム。年末年始はがまんで乗り切ろう!」とかなんと言ってくれたら、「了解です!」となるような気がするのだが・・・。

 それはさておき、本日はクリスマスの13のデザート。昨日も13で、今日も13。なぜかと言えば、キリスト+12の使徒=13か?

Paris_ChateauG.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20201226.jpg

 マルセイユ郊外にある町シャトー=ゴンベールのコラリー家にお邪魔してみると、家族が一つのテーブルを囲んでクリスマスの13のデザートを召し上がっていました。

 プロヴァンス地方には、クリスマスイヴの真夜中のミサが終わった後に、13のデザートを食べるという伝統があるそうです。

 ポンパリュイルと呼ばれるパン、アーモンド、ヌガー、生のフルーツ、ドライフルーツで構成されています。

 では時間をちょっと逆回しにして準備の様子を見てみましょう。

 食料品店は、このデザートを用意するためにやってきたお客さんで賑わっていました。

 コラリー家のマダムも同様です。買い忘れがないようにリストを片手にチェックしながらの買い物です。

 一つのお店だけでは揃えられないので、小さな小売店をはしごするそうです。

 ほとんどのデザートは買って済ませられますが、コラリー家ではポンパリュイルだけは手作りするそうです。

 小麦粉、オリーブ油、砂糖、オレンジの花のフレイバー水を使って作ります。

 生地ができたらこんな形に成形してオーブンで焼きます。

 一方、お祖父さんとお祖母さんはお孫さんと一緒にテーブルの準備。テーブルクロスは3枚かけます。そして端の方をこんな風に結わえます。

 テーブルの上に、ロウソクを3本、芽が出て伸びた麦の苗を3つ置きます。結構、伸びてますね。新年はいい年になるかしら?

 そんなことをやっている間に、ポンパリュイルが焼き上がりました。きれいですねえ〜。

 さあ、デザートを並べましょう。お皿とナイフとフォークもセットして、いただきましょう!

 中には好みに合わないものもあるらしいけど、家族が全員集合していただく食事は大切な時間です。

 お祖父さんの笛の演奏も加わって、にぎやかになりました。

 この13のデザートはキリストの最後の晩餐を表しているとか。やはりキリスト+12の使徒=13でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼女にプロポーズするためにレストランに招待した。すると、デザートの時間になり給仕係がやってきて尋ねた。『結婚の申し込みをするのはこのテーブルですか?』 [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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コメント 2

taka

コロナ禍の入院は面会も出来ない籠の鳥
でも無事に退院して一週間
ご心配いただきありがとうございました。
by taka (2020-12-26 14:59) 

carotte

takaさん
このコロナ禍では面会はダメですねえ。少々つらい入院生活だったようですが、無事に退院出来て本当によかったです。新しい年は落ち着いて迎えられますね。
by carotte (2020-12-28 13:58) 

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