北部vs南部 [トピックニュース]
月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったのでお休みです。
コロナ感染は拡大を続けているけど、英国とEUの自由貿易協定が合意できたと聞いてほっとした。あの感じだと漁業問題は両方が満足の行く形で決着したに違いない。
聞いたところによると魚がいるのは英国の海域なんだそうだ。ブレグジットでその海域で自由に漁ができなくなるとフランスの漁師さんたちはお手上げらしい。それはフランスだけじゃない。オランダやノルウェーにも影響があるとか。他国のこととは言え、妙なことにならなくて良かった。
さて、クリスマスも無事に終わりましたが、フランスは北部と南部ではその過ごし方に違いがあるようです。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここは北部の都市リール。リポーターのセバスチャンさんがマルセイユにいるリンダさんに電話をかけています。
「コキーユ・ドゥ・ノエルというお菓子を知ってるかい?」
「それはちょっと知らないわね」
たっぷりのバターと小麦粉と大粒の砂糖を使って作った焼き菓子。その形は生まれたばかりの幼子イエスをかたどっています。
フランス北部ではこのお菓子をオレンジジュースと一緒にいただくのがクリスマスの伝統だそうです。
一方、マルセイユでは、フルーツをお砂糖で煮て固めたフルーツのコンフィを食べるそうです。例のプロヴァンスの13のデザートの中にも数えられています。
「プロヴァンスでは自然の恵みを大切にするのがクリスマスなんです」とリンダさん。
「ああ、それを言うなら北部だっておなじだよ」とセバスチャンさん。
それはモミの木で作ったリース。このリースを家の外や中に飾るのが北部の習慣。
ところが南部では、リースではなく、素焼きの人形を使ってキリストの誕生の瞬間を再現したクレッシュを飾るのが伝統だそうです。
この素焼きの人形のことをサントン(santon)といいます。これを使ったクレッシュはキリストの誕生の瞬間から発展して、村一つを再現してしまうほどの規模になるものもあります。
さてクリスマスのイルミネーションも北と南では違っているようです。
リールには家をまるごとイルミネーションにしてしまう人たちがいて、さらにそれを見学にやってくる人たちもいます。その数、なんと8000人ほど。
「ステキなお家ね。でも、マルセイユは、ご覧の通りもっとすごいわよ」とリンダさん。
港に停泊している地中海伝統のボートが全部イルミネーションで輝いています。きれいですねえ〜。
「おとぎの国に迷い込んだ気分ですよ」と女性。
クリスマス市が中止になってしまったところもありますが、これなら十分に楽しめましたね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ツリーの下にクリスマスプレゼントを置いておいた。中身はチョコレート。翌朝になってきた付いた。うちは床暖房だったっけ
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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